コラム記事

アート巡りの参考に!日本各地のおすすめ画廊まとめ(東京・大阪・名古屋・福岡)

画廊(ギャラリー)とは?

画廊とは、絵画や彫刻、写真などの美術品を陳列、展示、売買する施設のことで、『ギャラリー』あるいは『アートギャラリー』と呼ばれます。

大きくレンタルギャラリー(貸し画廊)とコマーシャルギャラリー(企画画廊)の2つに分かれます。レンタルギャラリーは、その名の通り展示のための場所をアーティストに貸し、その期間に応じて料金を請求し、コマーシャルギャラリーは、アーティストの作品販売による収益を中心とする形態をとっています。昨今では、コマーシャルギャラリーの形態をとる画廊が増えています。

日本各地のおすすめ画廊(ギャラリー)

日本において画廊が多いエリアは、東京や大阪などの都市部です。

『ギャラリーってなんだか敷居が高い!』という声もよく聞きますが、コマーシャルギャラリーが増えている昨今では、集客に困っているということも多く、より多くの人々が展覧会に来ることでアーティストの商品の露出が増え、購入につながる可能性もつながるということで、実はアート好きの方の訪問は、大歓迎なのだそうです。

ギャラリーは美術館と違って、基本的には無料で気軽に立ち寄って美術品を鑑賞することができ、展覧会のレセプションパーティーなどのイベントなども行っているため、アート好きの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

東京

日本の中心である東京は、最もアートギャラリーが豊富に揃っている都市だといえるでしょう。

六本木・恵比寿・麻布十番エリア、表参道・原宿・渋谷エリアには特にコンテンポラリー・アートなどを扱う新しい画廊が、銀座・新橋エリアには特に多くの老舗画廊があります。

草間彌生をプロデュースしてきた港区・六本木にあるOTA FINE ARTS(オオタ・ファイン・アーツ)や、ライアン・ガンダーが所属するTARO NASU(タロ・ナス)、夜の9時まで開いている渋谷のSAI(サイ)、日本で最古の画廊として知られている資生堂ギャラリーなどのおすすめアートギャラリーをエリア別に紹介している記事はこちらです。

大阪

西日本で最大の都市である大阪にも、さまざまなアートギャラリーがあります。

日本であまり知られていない海外のアーティストたちを紹介し続けてきた老舗ギャラリーであるGallery Yamaguchi kunst-bau(ギャラリーヤマグチ・クンストバウ)、舟越桂やロバート・クシュナーなど国内外のアーティストが所属するYOSHIAKI INOUE GALLERY(ヨシアキ・イノウエ・ギャラリー)、大阪・心斎橋パルコの4階にあるコミュニティ型ワーキングスペース「SkiiMa(スキーマ)」にある「SkiiMa Gallery」など、多様なギャラリーが揃っています。

こちらの記事では、大阪のキタ、ミナミそれぞれのエリア別で順に、おすすめ画廊を紹介しています。

名古屋

コンパクトな都市である名古屋では、中心街の栄エリアに画廊が集中しているので、ギャラリー巡りがしやすいスポットだといえるかもしれません。

塩田千春などの現代アーティストを取り扱っているケンジタキギャラリーや、しりあがり寿などを取り扱っているNODA CONTEMPORARY(ノダ・コンテンポラリー)など、質の高い現代アートを扱うギャラリーも多くあります。

東京からも大阪からもアクセスしやすい名古屋のおすすめアートギャラリーはこちらの記事でチェックしてみてください。

福岡

九州の中心地である福岡は、ファッションやアートなどの文化の発信の地にもなっています。

福岡には、KYNE山口歴の合同展が行われて注目を集めたUNION SODA (ユニオンソーダ)から、アンリ・マティスパブロ・ピカソなどの巨匠の作品が豊富に揃ったみぞえ画廊・福岡店、気軽にコーヒーとアートが楽しめるTAGSTÅ(タグスタ)など、幅広いスタイルのギャラリーがあります。

美味しい食べ物が揃う福岡は週末旅行にもぴったりなので、ギャラリー巡りも一緒に楽しんでみてはどうでしょうか。

まとめ

東京、大阪、名古屋、福岡のおすすめのアートギャラリーについて、それぞれの記事を紹介しました。

特に東京に多くのギャラリーが集中していますが、歴代の美術史に残る巨匠たちの日本画や西洋画などを取り扱う老舗画廊から、アート以外のジャンルの文化とうまく融合して若い鑑賞客を集めているコンテンポラリー・ギャラリーなど、日本全国にも様々なスタイルのギャラリーがあります。

アートギャラリー巡りを計画するときには、ぜひ上記で紹介した記事を参考にしてみてください。

ABOUT ME
あやね
2018年にアメリカ NYへ移住した、京都生まれの大阪人。日本の伝統工芸が持つ独特で繊細な美しさが好きで、着物や器を集めている。郊外の家に引っ越したことをきっかけに、アート作品やアンティーク家具を取り入れたインテリアコーディネートにも興味を持ち始める。アメリカで日常生活に様々な形でアートを取り入れる人々に出会い触発され、2021年より趣味で陶芸をはじめる。