【KYNE(キネ)】福岡出身のグラフィックアーティスト:スタンスミスとのコラボ商品Tシャツ・スニーカーを紹介

KYNE
アーティスト紹介

DATA

ニックネーム
日本のバスキア
作者について
1998年生まれ、福岡を拠点とするアーティストです。 大学時代に日本画を学び、2006年頃から活動を開始しました。 2010年女性を描く現在のスタイルを確立し、日本のバスキアと呼ばれているほど人気を集めています。

現在の値段

1,140,741円

2019年10月SBIアートオークションとクリエイティブエージェンシー「en one tokyo」が共催するアートオークション「Harajuku Auction」Vol.2にて、530×530mmサイズが400万円、652×500mmサイズが420万円で落札されました。

2018年11月SBIアートオークションで、予想落札価格40万円に対し、約500万円で落札されました。出品された作品が予想価格の10倍に高騰しました。

KYNEの経歴

1998年生まれ 福岡出身で、現在も活動の拠点は福岡です。

KYNE
引用:https://toomilog.com/kynetokyo2

大学時代に日本画を学び、2006年頃からアーティスト活動を開始しました。ビルや看板にステッカーを貼ったり、路上にグラフィティを制作していました。

女性をイメージした絵画やステッカーは、感傷的な雰囲気が特徴です。鑑賞する人がその時々で表情を汲み取れるよう無表情の作画をしているそうです。

作画は、鉛筆でスケッチをし、ペン入れまでは手描きで行います。その後、絵をスキャンし、PCで制作を進めます。スケッチからキャンバスに描き出すまで3〜4日で仕上げているそうです。

1980年代のアイドルや漫画からインスピレーションを受けており、現在は日本だけでなくアジアを越え世界から人気が高いアーティストです。

KYNE girl とは誰だ?

KYNEgirlとはKYNEが描く女性のことです。この女性のモデルは誰なのか気になる方が多いかと思いますが、特定の人は存在しないということです。女性の「こんな人いるよな」というイメージから作られているそうです。

KYNE
引用:https://www.fashionsnap.com/article/2021-04-06/kyne-kaikai-kiki/

KYNEのキャリアはストリートアートから始まりました。今やKYNEの絵は、展示会やイベントフライヤー、雑誌、オークションなど様々なシーンで起用されています。

Adidas’スタンスミス’ × KYNE スニーカー&Tシャツ

KYNEは、2021年6月18日(金)にadidasのSTANSMITH(スタンスミス)でスニーカー(15,000円税込)とTシャツ(5,990円税込)のコラボ商品を販売しました。

Adidas'スタンスミス' × KYNE スニーカー&Tシャツ
引用:https://uptodate.tokyo/kyne-x-adidas-stan-smith/

参考

KYNEオフィシャルサイト「PROFILE」

http://kyne.jp

美術手帖「Harajuku Auction Vol.2、取引総額は約4億4700万円に。最高落札額はKAWSの6300万円」

https://bijutsutecho.com/magazine/news/market/20787

osaka49ersのブログ「福岡出身のイラストレーターkyneとは」

https://www.osaka49ers.com/entry/painter/kyne

https://uptodate.tokyo/kyne-x-adidas-stan-smith/

ABOUT ME
しおり岡
編集長/ライター。小学生の頃はエジプト文化、中学生では西洋美術、高校生は日本の歴史にハマり、大学在学中に仏像に恋をして、学芸員を取得。卒業後、大手人材会社で営業を経験。その後、飲食店の広報・デザイナーを経て、アメリカ・NYにて転職。コロナウイルスのため帰国し、現在は日本に滞在中。趣味は「美術館や遺跡を経験するための海外旅行」。今まで40カ国以上を旅行をし、世界の建築や文化、食事、アートに触れる。