五木田智央

Gokita Tomoo
アーティスト紹介

DATA

ニックネーム
白黒の衝撃
作者について
白黒のモノクロームを基調とした、抽象画や版画で知られている現代美術アーティストです。顔が消された人物のイメージや、レコードジャケットを模した作品などで知られています。

現在の値段

129,933円

2019年 東京SBIオークションにて「MATURE #2」が2900万円で落札。

2019年11月 ニューヨークサザビーズオークションにて
「WANTED」 が3000万円で落札。

人気のある白黒の作品だけでなく、青一色の作品や、最近では色使いが鮮やかな作品様、作風を変えて挑戦しています。モチーフによって金額や人気度が異なるので、購入する前に要チェックです。

経歴

1969年東京生まれ、1988年に美術学校に入学しました。2年後に学校を中退し、グラフィックデザイナーのキャリアを始めます。

五木田智央(以下、五木田)ナイトクラブのチラシや、ミュージシャンのCDのカバーをデザインしていました。

1960年代と70年代の日本とアメリカのサブカルチャーに触発された作品は、日本の音楽とファッション業界で人気を博しました。しかし、デザイナー職に息苦しさを感じ、メキシコやインドを旅をした後に、画家へと転向しました。

初期のアート制作は、ヴィンテージ雑誌、映画の静止画、ポストカードなどからインスピレーションを受け、「ランジェリー・レスリング」(2000)を出版。これ以降、海外のギャラリーや個展から声をかけられるようになりました。

1990年代後半からの作品は、主に木炭と墨で制作されました。

ダンサー、レスラー、スターレット、新婚夫婦、ポルノスター、美術史の人物をモデルにしています。白黒のグラデーションが美しく、ミステリアスな雰囲気を醸し出す当作品は、特に人気が高いです。

「なぜ白黒なのか?」や「なぜ顔がないのか?」とよく聞かれるのですが、私の作品にはコンセプトなんてないんです。これから先どうなるかも分かりません。

と話しており、彫刻や他の手法の絵画など新しい手法に挑戦しています。作風によって金額が違う印象を受けます。

五木田が世界的に有名になったきっかけはメアリー・ブーンの目に留まったからだと言われています。

2000年に五木田は初の作品集『ランジェリー・レスリング』を出版し、それ以降、海外のギャラリーや展覧会から声をかけられる。それらを積み重ねていた彼だが、あるとき大きな転機が来る。今は有名になった話なのだが、それはこんな具合だ。

アーティストのKAWSの家にニューヨークの有名ギャラリスト、メアリー・ブーンが遊びに来たとき、壁に飾ってあった1枚のペインティングに目が留まり、それを指して聞いた。「これ、誰の絵?」。KAWSは答える。「知らないのかい? 日本人のだよ」。

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メアリー・ブーンは新表現主義、ニュー・ペインティングのムーヴメントを最先端で牽引してきた伝説のギャラリストです。このようにして、五木田の作品は世界で人気を持つようになりました。

まとめ

五木田の絵画は、インスタグラムでアジア人の目に留まったことで価格が高騰したと言われています。2016年は1点の出品で115万円での落札だったが、2017年においては平均落札価格が816万円に急上昇し、2018年は1000万円を超えてきました。そして、現在は2000万円から3000万円程でオークションで落札されます。今後も、さらなる価格高騰が見込めるアーティストです。

参考

QUICK  MONEY  WORLD

「【Art Market Review】五木田智央、抽象的な大型作品が内外で人気」

https://moneyworld.jp/news/06_00016660_news

HillsLife

「Holy Cow「五木田智央」はいかに発見されたのか?」

https://hillslife.jp/art/2017/04/06/holy-cow/

Fobes JAPAN

「作品にコンセプトなんてない アーティスト五木田智央が語る自身のスタイル」

https://forbesjapan.com/articles/detail/25977
ABOUT ME
しおり岡
しおり岡
編集長/ライター。小学生の頃はエジプト文化、中学生では西洋美術、高校生は日本の歴史にハマり、大学在学中に仏像に恋をして、学芸員を取得。卒業後、大手人材会社で営業を経験。その後、飲食店の広報・デザイナーを経て、アメリカ・NYにて転職。コロナウイルスのため帰国し、現在は日本に滞在中。趣味は「美術館や遺跡を経験するための海外旅行」。今まで40カ国以上を旅行をし、世界の建築や文化、食事、アートに触れる。