近年、日本の給与が上がらない問題によって、投資や副業などお金に関することが話題になっています。特に投資に関しては、株式や仮想通貨だけでなく、時計で稼ごうと考えている人もいるようです。
そのため、ロレックスやオーデマピゲなどの高級時計を狙っている人も多いでしょう。
そこで本記事では、ロイヤルオークといったオーデマピゲが販売している時計が買えない理由と購入できる人の特徴を解説します。
最後には、オーデマピゲの販売手法を参考にアートでも活用できる考え方を紹介するので、オーデマピゲを購入したい方だけでなく、アーティストとして活動している方にも本記事はおすすめです。
また「あわせて読みたい」では、アーティストとコラボした時計を3つ紹介しています。アーティストとのコラボ時計に興味のある方は本記事と合わせてご覧ください。
オーデマピゲが買える人の特徴
本章ではオーデマピゲが買える人の特徴を2つ紹介します。
- 常に情報を収集できる
- オーデマピゲの購入経験がある
オーデマピゲを購入したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
常に情報を収集できる
オーデマピゲが買える人の特徴として、常に情報収集をしていることが挙げられます。オーデマピゲのロイヤルオークやCode11.59などの人気モデルは予約販売が基本だからです。
特に一番人気のロイヤルオークについては2021年から予約販売をしておらず、いつ予約が再開するか検討がつかない状況です。
加えて、オーデマピゲの場合、予約が入っていたとして「一方的に」生産が打ち切られることも珍しくありません。
https://intensive911.com/current-status/252477/
したがって、不定期で来る発売情報をオーデマピゲの公式サイトや定員の人など人脈を駆使して情報をキャッチできるかが購入できるかの鍵と言えるでしょう。
オーデマピゲの購入経験がある
オーデマピゲが買える人の特徴として、過去に正規店から時計を購入履歴があることが挙げられます。転売目的ではなく「日頃から購入してくれている顧客に渡したい」といったオーデマピゲの想いがあるからと言われています。
そのため、正規店で人気モデルを購入したい場合は、過去にオーデマピゲの時計を買った信頼が必要です。ただし中古で購入したり、他のブティック(販売店)から買ったりしても信頼(評価)は積み上がりません。
したがって、オーデマピゲを購入する時は1つの店舗に絞って通い続けることが非常に大切です。
【ロイヤルオーク】オーデマピゲが買えない理由3選
本章ではロイヤルオークが買えない理由を3つ紹介します。
- 流通量が限られている
- ブティックの数が少ない
- 機能性やブランド価値による人気
それぞれ詳しく見ていきましょう。
流通量が限られている
ロイヤルオークが買えない理由として、オーデマピゲの時計自体の流通量が限られていることが挙げられます。流通量が少ないのは、売上ではなくブランド体験を届けることで顧客との関係値を深めたいからです。
実際、時計投資で一番有名とも言えるロレックスと比べても、ロレックスが年間100万本生産されているのに対して、オーデマピゲの生産本数は1年でたった4万本。
4万本はブランド全体の本数なので、ロイヤルオークなどの人気モデルで考えると僅か数百~数千本しか年間で生産されないと言えます。そのため、入手難易度が非常に高く購入できない人が続出しているのです。
ブティックの数が少ない
ロイヤルオークといった人気モデルが買えないもう1つの要因として、ブティックの数が日本国内にわずか8店しかないことが挙げられます。場所は東京に3店舗で、名古屋や大阪で2店と基本的に都市を中心に出店されているため、地方の人だと購入が難しい状況です。
ロレックスが57店舗であることを考えるとオーデマピゲは非常に数が少ないことが分かります。
ブティックの数が少ないことで予約の連絡が集中しやすく、気軽に自分の欲しい時計があるかの確認ができない点も購入が難しい1つの要因と言えるでしょう。
機能性やブランド価値が高いことによる人気
ロイヤルオークが買えない理由として、機能性やオーデマピゲのブランド力が関係しています。ロイヤルオークだけでなく、オーデマピゲの時計は職人が質にこだわり作られている点が特徴です。
例えばパーペチュアルカレンダーは、100年に一度だけ日付の調整をすれば、良い機能を持ちます。そのため、定期的なメンテナンスが不要な点がメリットです。
また、オーデマピゲはブランド価値も高い特徴があります。歴史が古いことに加えて「一度も買収されていない」「創業者一族での経営が続いている」など縁起が良く、他社には真似できないからです。
さらに、世界三大時計である認知の高さからも世間の評判が良く、ブランド価値が上がっている要因となっています。したがって、人気が高く品切れしやすい状況なのです。
オーデマピゲから学べるアートに活かせること
これまでオーデマピゲが手に入りづらい理由から時計が投資になる理由までを解説しました。
本章では、オーデマピゲの販売方法やブランドの特徴からアートに活かせることを2つ紹介します。
- 人が欲しいと思うものには需要がある
- 流通量を少なくすることで価値を高める
それぞれ詳しく解説していきます。
世間が欲しいと思うものには需要がある
オーデマピゲから学べることは、世間が欲しいものには需要が生まれ売れやすくなることです。例えば、オーデマピゲが購入されている理由として、以下のことが考えられます。
- 投資目的
- ブランド価値が高く価格が下がらない
- 芸能人も愛用している
- 時計が好き
現在オーデマピゲを購入する人は「市場が求めている時計だから価格が下がりにくい」といった資産を増やす・守る目的で買っている人が多いと推測できます。
つまり、アート販売をする際にもインフルエンサーや芸能人に協力してもらい【作品の認知】と【希少性】を高められれば、需要を意図的に作り出せるため、売れる絵画になる可能性があると言えるでしょう。
流通量を少なくすることで価値を高める
オーデマピゲから学べること2つ目は、流通量が少ないと価値が高まることです。
オーデマピゲは他のブランドと比べても異例の年間生産4万本と、ごくわずかしか市場に出回りません。そのため、人々からの需要が上がり、価格も跳ね上がる傾向があります。
ただし、流通量を減らすのはあくまでも需要がすでにあるもので使える手法です。つまり、アートで同じ手法を取り入れようと考えている人は先に需要を高めることにフォーカスすべきです。
したがって、流通量を少なくする手法は初心者向けの手法ではなく、ある程度売れている作品がある中・上級者のアーティストが活用できる方法と言えます。
また、絵が売れないと悩んでいる方は下記記事で売れない絵の特徴について解説しているので、参考にしてください。
まとめ
本記事では、ロイヤルオークやCode11.59などを販売しているオーデマピゲが買える人について解説しました。
結論、予約販売が基本なため、新規購入したい人は常に情報収集しておくことが大切です。また、ブティックから「時計を購入してくれる人」と認定されれば優遇してくれるケースもあります。
そのため、お金に余裕がある人は正規店で売れ残っているオーデマピゲを購入して店舗と関係値を築くのも1つの手法です。
また、オーデマピゲの顧客を大事にする意識から生まれた品薄商法といった販売手法はアートでも活かせます。
そのため、これからアーティストとして活躍したい人は取り入れてみると良いでしょう。