今回は私が行ったルイヴィトンミュージアムについてお話ししていきます。
当サイトの記事「高級ファッションブランドによるアートへの投資」によると、
高級アパレルブランドが、アートに投資する目的は、慈善活動、歴史的遺産を引き継ぎながら、新しい時代にも適応していくため、そして未来のお客様への広報目的など様々な理由があります。
ルイヴィトンがアートを大切にする理由は、文化的な地域遺産の継承に積極的に取組み、歴史が刻まれた地域の長期的存続を推進するためだそうです。
各国ショップでは展覧会を行ったり、アートスペースがあるのが有名ですよね。アートへの集大成として2014年に、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループCEOのBernard Arnaultベルナール・アルノーの主導のもとルイ・ヴィトン財団美術館がオープンしました。
パリ『フォンダシオン ルイ・ヴィトン』(ルイ・ヴィトン財団美術館)
ルイ・ヴィトン財団美術館のコンセプトは、「より多くの人々が現代アートに触れ、感動を分かち合える場所を作り上げること」。
場所はフランスパリから西に5キロの「ブローニュの森」の中に建てられました。パリからは少し離れていますが行ってみる価値は大いにあります。凱旋門から美術館まで片道1ユーロ専用のバスが出ています。
美しい建築
まずは、美しい外観から説明します。建築は、世界的に有名な建築家Frank Gehryフランク・ゲーリーによるものです。
「ルイ・ヴィトン財団美術館」は建物をヨットや船に見立て、外観のガラスの膜がブローニュの森を反射し、森と建物が一体となり溶け込むというコンセプトの元デザインされたそう。そのイメージ通り、緑の自然の海原に一隻の巨大な船が異様な存在感を放っている。
引用:Casa
“美術館そのもの”が展示美術の第1号となっており、建築の美しさを感じられます。外観における最大の特徴は、曲線状のガラス3600枚を使用した外壁です。ガラスは時間によって映し出すものや、日光の光の加減が代わり美しさが変わって行きます。
そして施設の中は、、、
施設内には大小11のギャラリースペースをはじめ、音楽ホールやオフィス、書店やレストランも完備。屋上にはパリの街並みを見渡せる3つのテラスが設置され、エッフェル塔からラ・デファンス(パリ近郊の超高層ビル街)まで、芸術の街を象徴するたくさんのモニュメントを眺望できる。
引用:ARBAN
展示について
私が行った際にはバスキアの企画展が行われていました。外観ももちろん素敵ですが、アートファンとして嬉しいのが、何より企画展の展示数が圧倒的なところです。
しかもアプリをダウンロードすれば、美術品のほぼ全てに作品説明があり、より深く理解することができました。
世界的企業が行っている美術館なので、展示内容も「お金がかかっている」と感じたのを今でも覚えています。企画展だけではなくルイヴィトンのコレクションがずらり。モネ、マティス、スーラなどの美術品も並んでおり、全く飽きずにみることができます。
人気のお土産
そしてこの美術館で人気なのがお土産です。ルイ・ヴィトンのグッズが安く手に入ります!
トートバッグ42€、ポーチ27€、ロゴ入りの鉛筆や手鏡、マグネットなどの小物類は4~8€と本当にリーズナブルです。
パリまで行けないそんな方に。。。
日本にいてこの雰囲気を味わってみたい!という方に朗報です。
大阪御堂筋にアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン大阪」が2021年2月10日にオープンしました!少しフォンダシオン ルイ・ヴィトン似ていませんか?
是非、パリ旅行の際は少し足を伸ばして、フォンダシオン ルイ・ヴィトンに行ってみてください。
注意として、行く際には必ず、チケットを事前予約しましょう。予約をしなかった私は寒空の下、1時間45分待ちました。
情報
住所: 8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116
入館料:16ユーロ
公式サイト : https://www.fondationlouisvuitton.fr/fr/visiter