コラム記事

【閲覧注意】現代アートで実験したマリーナ・アブラモヴィッチのリズム0が話題に!リズム0の実際の動画公開。泊まれる「夢の家」についても紹介。

アーティストの数だけ様々なアートが生まれ、アーティストによって生み出された作品は唯一無二のものとなります。

中には明るい作品もあれば、逆に人間の闇を描いたような作品もたくさん誕生しています。

今回は人間の闇にフォーカスした作品「リズム0」や作者のマリーナ・アブラモヴィッチについてや日本の古民家を題材として制作された「夢の家」について解説していこうと思います。

マリーナ・アブラモヴィッチとは

引用:Wikipedia/マリーナ・アブラモヴィッチ

マリーナ・アブラモヴィッチ(以下、マリーナ)はセルビア系アメリカ人の現代美術家、慈善家、アート映像作家です。

アート界では様々な賞を受賞し、「パフォーマンス・アートのグランドマザー」と呼ばれている方です。

一見どこにでも居そうなアメリカ人の女性に見えますが、マリーナのアートは過激なものが多くアート界を騒然とさせました。

詳しい内容は下の記事を読んでみてください。

【悲惨】前代未聞のアクションアート「リズム0」で起きた事件とは

マリーナが1974年に発表した「リズムシリーズ」は特に過激なものが多く、見るものを圧倒させるものばかりでした。

実際マリーナ自身の身体を使って表現するものが多く、アクションアートの最中に酸欠状態で意識を失い一時生死をさまようがあったり、統合失調症の患者に処方されるような薬を自ら服用し混乱状態に陥ったりしました。

上記のようなことがあったにも関わらずマリーナは自身の危険も顧みず果敢に次なるパフォーマンスアートに挑戦します。

あの日、「リズム0」でなにがあった!?実際の映像も紹介

1974年に発表された「リズム0」では、6時間という長時間、自らマネキン人形のようになり観客参加型で行いました。

テーブルの上に72個のアイテムを用意し、観客に次のように言います。

『ここにあるものどれを使って私に何をしても構いません。ここであったことのすべての出来事の責任は私がとります。』

アイテムは、花、鳥の羽でできたはたき、ろうそく、大小の鎖、ベルト、銃弾が入った拳銃など様々ありました。

最初観客はマリーナにお花を握らせたり、マリーナの頬にキスをしたりしており、会場の雰囲気は和んでいました。

しかし、一人の男性が彼女の服をハサミで割いて脱がせたことから事態は一気エスカレートしていき、

マリーナを鎖でつないだり、ナイフで傷つけたりするような過激な行動が目立ち始め、最終的には弾の入った銃弾まで突きつける方まで出てきたのです。

流石に止めに入る方まで出てきましたが、止めに入った方を否定する方まで出るようになり観客の間でも暴動が起こるほど会場は混乱状態に陥りました。

6時間経った後、観客に向かって歩き始めたマリーナに対して観客は怯えて誰一人としてマリーナと話そうとする方はいなかったようです。

マリーナは家に帰った後恐怖のあまり泣き崩れ、髪の毛は恐怖とストレスから一部が白髪となってしまったようです。

当時の出来事をマリーナは『あの時誰一人も私を人間として扱ってくれる人はいなかった。』と語っています。

実際の映像がコチラになります。

今回の一件では人間は集団であればどんな残酷なことも成し遂げてしまう。ということが明らかになった出来事でした。

上記のよう出来事があった後でもマリーナのアーティストとしての活動は続きます。

【泊まれる!!】棺桶がベッド!?奇妙な作品「夢の家」について紹介

日本でも実はマリーナの作品に泊まれる場所があるんです。

それは新潟県十二町市にある「夢の家」という作品です。

2000年に築100年以上の古民家を買い取り、改修して作られたものになります。

新潟中越地震により建物の一部が倒壊してしまいましたが、2012年の「大地の芸術祭」の際に修復されまた一般公開されるようになりました。

「夢の家」では夢を見るための準備をし、夢をみるためのスーツに身を包み、夢をみるためのベッドで眠りにつく、夢をみるための宿泊体験を体感できます。

echigo-stumari/夢の家/https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/dreamhouse/

「夢の家」がある地域が豪雪地帯のため、

2022年6月2日~7月29日、7月30日~9月4日、9月5日~11月13日の時期であれば宿泊も可能なようです。

以下のサイトより予約できます。

公式HP:https://www.echigo-tsumari.jp/travelinformation/dreamhouse/

棺桶の中で寝る体験はなかなかできませんよね。。是非興味のある方は宿泊してみてください。

しかし、マリーナはどんな気持ちでこのようなアートを制作したのでしょうか。泊まってみて初めて気づかされることもあるのかもしれません。

まとめ

上記のような作品たちを見ていると現代アートとはいったい何なのか。といった定義は複雑で多岐に渡る気がしますね。

奥が深いようで哲学的なようでそうでもないようなアートの世界。答えがないからこそ魅了され人々の心に影響を与えるものも多いのだと思います。

今後も自分なりの「アートとは」についての答えを見つけていくために様々なアートと触れ合ってみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
おちか
おちか
アートとお金と食べることが大好き。コレクターの叔父の影響で幼い頃からアートに囲まれた環境で育つ。 社会人になってからは医療・福祉系の仕事をしていたこともあり、アールブリュットの世界に魅了される。