最近下火と言われるNFTアートですが、私はまだまだ無限大の可能性を秘めている分野だと思っています。実際問題、大きな目立った動きはないものの実は様々なやり取りが途切れることなく行われているのは事実です。
今後も第二次NFTアートブームに備えて今のうちにどんなNFTアートが売れていたかランキング形式で紹介していこうと思います。
- NFTとは
- 10位 The Forever Rose Project「The Forever Rose」:1億
- 9位 CryptoPunk 「#5217」:5.6億円
- 8位 Beeple’s 「Ocean Front」:6億円
- 7位 Xcopy’s 「A coin for the ferryman」:6.34億円
- 6位 Beeple 「Crossroad」:6.6億円
- 5位 CryptoPunk 「#7804」:7.5億円
- 4位 CryptoPunk 「#3100」:7.67億円
- 3位 CryptoPunk 「#7523」:7.5億円
- 2位 Beeple 「Human One」:29億円
- 1位 Beeple 「Everydays-The Farst 5000 days」:75億円
- 考察
- まとめ
NFTとは
NFTという言葉は知っているし、何かテック業界に革命が起きていることは知っている。ただ、そもそもNFTがなんなのかということを知らない方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために
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10位 The Forever Rose Project「The Forever Rose」:1億
第10位はこちらの「The Forever Rose」です。
上記の作品はただのNFTアートではなく、様々なNFTアートのアーティストを支援できる仕組みとなっています。
2018年2月に10名ほどがこの「The Forever Rose」を落札し、総額1億円程の落札額を誇っています。(2023年1月現在)
公式HP:http://www.foreverrose.io/#/
9位 CryptoPunk 「#5217」:5.6億円
言わずと知れた有名NFTアーティストであるCrypto Punkですが、最初はNFTアートを1万人限定で無料配布していたそうです。
NFTアートのブームと共に価格が高騰したという背景があります。
また、このCryptoPunkのアートがここまで高騰した理由としては限定オンラインサロンの「BAYC」が関係しているといえるでしょう。
8位 Beeple’s 「Ocean Front」:6億円
この「Ocean Front」はBeepleが、気候変動がもたらす環境破壊について警告をするために作られた作品です。
後ほど紹介するBeepleの「Everydays-The Farst 5000 days」の1部として使用されているようです。
NFTアートの有名なコレクターであるジャスティン・サン氏が落札し、収益は環境問題に取り組んでいる慈善団体に寄付されたようです。
7位 Xcopy’s 「A coin for the ferryman」:6.34億円
Xcopyはロンドンを拠点とするデジタルアーティストです。
昔ながらのテレビの画面休止場面を連想させる背景は特徴的で話題を呼びました。
6位 Beeple 「Crossroad」:6.6億円
Beepleはアメリカ合衆国の大統領選挙の結果によって映像が変化するNFTアートを発表し話題を呼びました。
当初はバイデン大統領が勝利したため、トランプ元大統領が横たわった映像となりました。
最後に登場する青い鳥はTwitterをイメージしているようです。ユーモアの溢れる作品となり大統領選挙をさらに盛り上げる一因となりました。
5位 CryptoPunk 「#7804」:7.5億円
3~5位もCryptoPunkの作品となりました。
3~5位の共通点としてはすべてベースが「宇宙人」で描かれている部分です。
10000個あるうちの「宇宙人」をベースとした作品はわずか9個しかなく、希少性から更に値段が高騰したのだと考えられます。
4位 CryptoPunk 「#3100」:7.67億円
先ほども述べたように9体は「宇宙人」で24体が「サル」、「ニット帽をかぶっているもの」が44体、「チョーカーをしているもの」が48体となっており、それらのものはレア度が高いためCryptoPunkの作品の中で特に高値で取引されやすいそうです。
3位 CryptoPunk 「#7523」:7.5億円
こちらの「#7523」はレアな条件である「宇宙人」「ニット帽」の条件2つも揃っているため特に高値が付いたのだと考えられます。
2位 Beeple 「Human One」:29億円
1位 Beeple 「Everydays-The Farst 5000 days」:75億円
この「Everydays-The Farst 5000 days」はBeepleが13年半もの年月をかけて制作した5000枚の作品をコラージュしたものだそうです。
Beepleは世界で最も価値のある存命アーティスト3人のうちの1人としてみなされました。
落札者は、世界最大のNFTファンドである「Metapurse」の創設者であるMetakovanだそうです。
考察
様々なNFTアートが輩出される中、やはり上位に君臨する作品には共通点がある気がします。
それは
- 希少性が非常に高い
- 手間暇や長い年月をかけて作られている
- NFTアート+特典がある
の3つが挙げられる気がします。買った後も楽しむことが出来る仕組み(クローズのコミュニティーに参加できるなど)づくりがされていますね。
やはり現在ではNFTアートも様々なものが出てきており、自動化で簡単に作られたものはすぐわかるし、溢れかえってきているのが現状です。
+αでNFTアートを所有するメリットがあれば十分売れるNFTアートとして通用するものとなる可能背があると思います。
まとめ
今回はNFTアートが高く売れたランキング順でまとめてみました。
やはり上位の作品となるとみていて楽しい作品やその仕組み自体少しわくわくするようなものが増えるような気がします。
是非今後NFTアートを投資として捉える場合には上記の共通点なども参考にしてみてくださいね。