皆さん、こんにちは。
最近話題のNFTという言葉を聞いたことはありますか?
アート業界に革命的な流れを起こすもので、これからアートをコレクトしてきたい方にとっては無視できないことなので、記事にまとめてしました!
アート業界の大革命!「NFTとは?」をわかりやすく解説
NFTアート(Non-Fungible Token)とは?
そもそもNFTって何?と思った方の為に、NFTの解説をしていきますね。
“NFT“とは、”ノン・ファンジブル・トークン“の略で、「世界に一つしかない作品」のような意味です。
ピプリクト/「クリエイターのためのNFT講座①」/ https://pprct.net/nft_lessons_for_creators_01/
多くのデジタルアートがNFTの形でこの世界に生み出され、現在主に海外で急速に取引の市場が広がっています。
NFTの誕生により、デジタルアートに改ざんができない証明書と保有証明書のデータが紐づけられ、デジタルアートにも唯一無二の価値を生み出せるようになりました。
今後の将来性はあるのか?
現在、アート市場は世界規模で約6~7兆円程と言われています。
NFTアート市場はマーケットが確立し始めて数年にも関わらず、もうすでに500億円に達していることから、今後も市場が伸びていくと考えられています。
今まで「アート投資」と聞くと敷居が高いイメージが強く、参入へのハードルも高いと感じられる方も多くいらっしゃったかと思います。
しかし、NFTを売買するためのアカウントの作成や口座を準備しマーケットプレイスに登録さえできていれば誰でも参入することができるため、今後もNFTアート市場は拡大していく可能性があると考えられています。
NFTはアートだけに限らず、
- 音楽
- ゲームアイテム
- デジタル上の土地
- ライブのチケット
など様々なものと裏付けて取引されています。
2022年春より大手の楽天もNFT事業に参入するということもあり、もっとNFTが人々に身近なものとなると考えられ、拡大の余地がまだまだありそうな分野でもあります。
メリット・デメリット
メリットとして
- 複製できないことで唯一無二の価値が発生する
- 所有権が個人に発生する
- 誰でも自由に取引できる
- 収入源となる
といったことが挙げられます。
デジタルアートに関しては、コピーしてしまえば同じ作品がいくらでもできてしまう事から、そもそも本物やレプリカなどの区別もなく、大量生産できるため、高値が付きづらいものでした。
デジタルアートに関しては、コピーしてマーケットに出品するような動きも後を絶たなかったのですが、NFTの良さとしてレプリカと本物の区別がはっきりつく仕組みが取り入れられているため本物には高い価値がつけられるようになりました。
デメリットとして
- 手続きが面倒
- ガス代(取引手数料)が高い
- 現物がない
NFTを取引するためには仮想通貨取引所の登録が必須となります。
NFTの仮想通貨銘柄を徹底比較
NFTと仮想通貨の関係と値段
NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、いわば暗号資産(仮想通貨)の兄弟のような存在だ。両者はどちらもブロックチェーン上で発行・流通するデジタルデータの一種である。
CNETJAPAN「突然話題になったデジタル資産「NFT」とは何か–暗号資産との違いや注意点は」https://japan.cnet.com/article/35168406/
編集部おすすめ銘柄
エンジンコイン(ENJ)
Chiliz(チリーズ/CHZ)
Decentraland(ディセントラランド/MANA)
Flow(フロウ/FlOW)
Rarible(ラリブル/RARI)
NFTで話題のアート作品とは
NFTのアート作品例
- NFTマーケットプレイスの「Nifty Gateway」行われたオークションにて、ドナルド・トランプ氏が草むらに伏せているデジタルビデオ映像が約660万ドル(約7億2000万円)で落札される。
- AI画家、ソフィアによるデジタルNFTアートが68万8888ドル(約7500万円)で落札される。
起業家イーロン・マスク氏の妻でアーティストのGrimesは2月28日(米東部時間)、NFT(Non-Fungible Token、代替不可能なトークン)によるデジタルアートマーケット、米Nifty Gatewayに作品群を48時間限定で出品し、数時間足らずで約600万ドル(約6億4000万円)売り上げた。
ITmedia NEWS/「イーロン・マスク氏の妻Grimes、ブロックチェーンのNFT作品を約600万ドルで販売」/https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/02/news098.html
上記のように高値で取引されるNFTも増えてきています。
NFTでの最高落札額は75億円
大手オークションハウスのクリスティーズで、Beepleことマイク・ウィンケルマンのNFTを使ったデジタルアートが約6930万ドル(約75億円)で落札されました。
上記の75億円で落札されたマイク・ウィンケルマンのデジタルアート作品は現役アーティストの最高落札額3位といった驚異的な結果を叩き出しています。
NFTアートの作り方
NFTアートの作り方はデジタルアートの作り方とほぼ同じです。
画像の場合はPhotoshopやIllustratorなどを利用して制作していきましょう。
NFTアートの売り方
「NFTアートを売る」というと専門的な知識が必要でアートを売るのは難しいと思われがちですが手順さえ分かってしまえば思っている以上に簡単に作成することができます。
まずは簡単な手順から紹介します。
- 仮想通貨取引所の口座を作る
- コンテンツを保管するためのウォレットを手に入れる。
- NFTアート専門のマーケットに登録をする。
- コインを購入する
- コインをウォレットに入れる
- 手数料を払いNFTを発行してもらう
まずアートを作成する前にどのブロックチェーンでアートを作成したいか決める必要があります。
※ここではイーサリアムでの作り方をご紹介します。
①仮想通貨を入れるためのウォレットを手に入れる
仮想通貨取引所は国内のものや海外のもの様々ありますが、イーサリアムで作成する場合はイーサリアムに対応している取引所を選びます。
国内の取引所であれば、「コインチェック」や「ビットバンク」がおすすめです。
②コンテンツを保管するためのウォレットを作成します。
NFTアートを保管するためにはWebウォレットが必要となります。
現在ではメタマスクがよく使われています。
アプリのインストールはコチラで行えます。
③NFTアート専門のマーケットに登録をする。
仮想通貨取引所の審査には時間がかかるため、その間にお好きなマーケットプレイスの登録を済ましておきます。
世界最大規模のマーケットプレイスは「OpenSea」です。
扱うNFTアートの量が豊富なため、編集部としてもおすすめなマーケットプレイスの1つとなります。
利用する際にガス代(取引手数料)が発生する場合があります。
④コインを購入する
仮想通貨取引所の審査が通り、登録が完了したらイーサリアム(ETH)を購入しましょう。
※仮想通貨には価格の変動があります。
⑤コインをウォレットに入れる
仮想通貨取引所でコインを購入することができたら、購入したコインを「コインチェック」や「ビットバンク」からメタマスクへ移動させる必要があります。
⑥手数料を支払いNFTを発行してもらう。
「Open Sea」などのNFTアートのマーケットプレイスでアカウントを作成したあとは、アカウントの中にご自身が作成したNFTアートの自分のお店を作ります。
そしてお店の中にご自身が作成した作品を登録していきます。
以上、ざっくりしたNFTアートの売り方の説明となります。
まとめ
2021年から爆発的に盛り上がりを見せているNFTアート市場ですが、今後も更なる発展が期待できそうな分野です。
コレクターとしては今後のNFTアート市場の動きにも注目していくことをおすすめします!