最近巷では「所有する時代からシェアする時代へ」というキーワードを耳にすることも増えてきました。世の中では様々なものがシェアする時代へと変化をしています。もちろんアートも例外ではありません。アートの分野に関してもアートのオーナー権を保有できるサービスが増えています。
アートを投資として捉えている方にとっても「共同オーナー権を保有する」方法はメリットがあります。今日は「共同オーナー権の保有」についてお伝えしていこうと思います。
共同オーナー権を保有するメリット

- 少額で有名アーティストの作品のオーナーになれる
有名アーティストの作品を手に入れようと思うとどうしても高額になってしまいます。オーナー権の保有であれば、100円から保有することが可能になります。
- 贋作に当たる確率が低い
この記事をご覧の方の中にも有名アーティストの作品を安く購入することができたと思っていたら贋作に当たってしまった…といったように痛い目を見た方もいらっしゃるかもしれません。共同オーナー権の運営会社ではキュレーターの目でしっかり厳選されたもののみ扱っているため贋作に当たる可能性は非常に低いです。
- オーナー限定の優遇を受けることができる
アートのオーナーであることを実感できるような特別なイベントが開催される場合があります。例えば、アーティストとの交流イベントや鑑賞イベントなどがあります。※オーナー権の保有率によっても参加できるイベントが変わる場合があるようです。
- オーナー権が売却できる
購入したオーナー権に関しては売却することが可能です。オーナー権を購入した時よりも作品の価格が上がっていれば、オーナー権を売却することでキャピタルゲインを得ることができます。
- 維持費がかからない
作品を所有することで作品を綺麗に保つために様々な費用がかかってきます。例えば、作品を倉庫に預けるための保管費用や、保険料がかかる可能性があります。保険料に関してはコチラをご参照ください。
共同オーナー権を保有するデメリット
- 80%以上のオーナー権を保有しないと実物は手にできない
実物を家で飾って眺めたい方に関しては不向きなサービスですね。
- オーナー権の価値が下がる場合がある
共同オーナー権のサービスを提供しているサイト比較
共同オーナー権を取り扱っている企業で有名なのが、以下のANDARTとSTRAYMです。2つのサービスの比較を簡単にしてみました。
- ANDART(アンドアート)
- STRAYM(ストレイム)
ANDART(アンドアート) | STRAYM(ストレイム) | |
値段 | 10000円~ | 100円~ |
アート作品の貸し出 | × | 〇(50%以上オーナー権保有の方のみ) |
オーナー名掲載 | 〇 | 〇 |
アートの売買 | × | 〇(80%以上のオーナー権保有の方のみ) |
鑑賞イベント | 〇(3万以上投資した方のみ) | × |
売買手数料 | 10% | 5% |
公式HP | https://and-art.jp/ | https://straym.com/ |
ANDART(アンドアート)に比べSTRAYM(ストレイム)の方が一口100円~と気軽に始められそうですね。しかし、ANDART(アンドアート)の方が1口が高い分様々なイベント参加できるといった特典が充実しています。投資目的以外で、イベントへの参加も楽しみたい方にはANDART(アンドアート)がおすすめです!
まず初めは少額から様子を見たいといった方はSTRAYM(ストレイム)がオススメです。
まとめ
今回はアートの共同オーナー権について説明しました。
『アートを買うのは敷居が高すぎて…』そんな方にはまずは手軽に始められる共有オーナー権の保有から試してみてはどうでしょうか?
因みに私がもし共有オーナー権のサービスを使うのならイベントにも参加してみたのでANDART(アンドアート)のサービスを利用したいです!
