軽井沢と言えば星野リゾートが運営する「ハルニレテラス」、アウトレット、おしゃれなカフェなどありますが、私が1番おすすめしたいのは、「軽井沢千住博美術館」です。

千住博の作品も素晴らしいですが、自然と一体化した建築も見応えがあります。今回は、「軽井沢千住博美術館」の魅力をお伝えします。
千住博とは?
千住博(せんじゅひろし)は、日本独自の絵画技法を使用した、ダイナミックな滝や崖のモチーフで知られる現代美術家です。

千住氏の作品は、ニューヨークのブルックリン美術館、ロサンゼルス現代美術館、サンフランシスコ近代美術館、富山県立近代美術館、東京の山種美術館、東京藝術大学、北海道の釧路芸術館などに保存されています。2011年に軽井沢に「千住博美術館」がオープンしました。
千住博 代表作品・値段
時期によって展示内容が変わりますが、特に「軽井沢千住博美術館」での人気が高い展示は、映像作品です。5分間、千住博の絵画にプロジェクションマッピングの映像がうつされて、まるで本物の滝が目の前にあるように幻想的で美しい雰囲気が味わえます。
代表作品の滝シリーズは、ウォーターフォールが最も評価が高いです。白く流れる滝が描かれているシンプルな構図で、千住博の代名詞と言えます。千住博美術館の展示されている「Water Fall」は神秘的なアート体験ができる場として人気があります。
原画は数千万円で取引されています。版画作品は大きさにもよりますが30万~80万円です。
パブリックアートとして羽田空港や大徳寺聚光院の襖、直島でのインスタレーションなどパブリックアートとして街や建築物に彩を加えています。

建築
美術館は作品もさることながら建築がとても有名です。美術館とは思えない明るい空間、ゆるやかに傾斜している床…そんな独特の建物の中で、森を散策するかのように千住博の作品群を見て回ることができます。

建築は西沢立衛氏設計によるもので、軽井沢の自然地形を活かし、床はかつての土地の起伏のままです。 軽井沢の森の中に千住作品が一体となるイメージで鑑賞することが出来る空間を演出しております。 西沢立衛氏は妹島和世氏とのユニットSANAAにて建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を受賞した建築界の俊英です。
https://www.senju-museum.jp/about/
建築家:西沢立衛

建築家の西沢立衛(にしざわりゅうえ)は、1966年生まれの日本を代表する建築家です。軽井沢千住博美術館だけでなく、森山邸や十和田市現代美術館、豊島美術館、金沢21世紀美術館などの日本を代表する美術館の建築しています。
西沢立衛が創り出す美術館は、自然と調和しシンプルでありながらユニークな美しさを放ちます。

平面図
美術館の内部はとても変わった構造になっています。
中庭からの日光が作品を照らしとても美しいです。作品に日光をあてて大丈夫なのか?!と思いましたが、ガラスは特殊なUV加工がされているので、作品に影響はないそうです。

併設カフェ「浅野屋」
軽井沢千住博美術館では軽井沢で人気のパン屋「浅野屋」が併設されています。私は土曜日の午後2時ごろにカフェに着きましたが、パンの種類が5種類ほどしかありませんでした。それだけ人気のパン屋だということが伺えます。


軽井沢千住博美術館 アクセス・予約
住所:〒389-0111 軽井沢町長倉塩沢815
行き方:軽井沢駅からタクシー10分・しなの鉄道中軽井沢駅からタクシー5分/徒歩約20分(近くのバス停まで軽井沢町内循環バスを利用することもできます)
入館時間:9時半~17時(7~9月は~18時)
休館日:火曜日・12/26~2月末冬期休館 ※7~9月は無休
TEL:0267-46-6565
WEB:http://www.senju-museum.jp/
まとめ
ずっと行きたかった軽井沢千住博美術館に行ってきました!美術館は本当に素晴らしく、作品は多くないのですが建築含め、本当に満足しました!
美術館から3分ほどの距離にある長野限定スーパー「ツルヤ」もおすすめです。とても現地でしか買えない商品やツルヤオリジナル商品などラインナップが面白く2万円ほど散財してしまいました。お土産も揃うので美術鑑賞と合わせて行ってみてください。
