コラム記事

【SBIオークションへ出品したい方、実際に落札してみたい方必見!!】出品方法や参加方法、下見会の参加方法やかかる手数料,落札結果の確認などについて

『アート投資を始めてみたい!』そう思ったときにアートをどこでどのように仕入れるかやどこでどのように出品するかということは知っておくべき情報の1つとなると思います。

今回はアートをオークションでアートを落札する場合、出品する場合で知っておいた方がいい情報についてまとめてみました。

SBIオークションとは

SBIアートオークションといえば日本を代表するオークション会社といっても過言ではありません。

20世紀以降のコンテンポラリーアートを中心に、モダンアートや写真・デザイン・工芸など多岐にわたりお客様のライフスタイルを彩る良品をご紹介するべくオークションを構成しております。現在のオークション参加者の国籍は50か国以上(※)に上ります。また、落札総額の約4割を海外顧客の落札が占めるなど、国内随一の国際性を誇ります。近年は落札だけではなく、海外のお客様からの出品も増え、日本だけではなく、世界市場でのポジションを確立しつつあります。

引用:SBIオークション「SBIオークションについて」https://www.sbiartauction.co.jp/about/

日本だけでなく様々な国と地域で取引が行われています。

SBIオークション出品方法

アートを出品する前に以下の記事でアートの評価・査定の仕組みを知っておくと安心して出品することができます。

作品査定

まず、 コチラのサイトの査定依頼から

依頼主の基本情報+して

  • 作家名
  • 作品名
  • サイズ
  • 技法
  • 制作年
  • 展覧会歴
  • 作品コンディション
  • 作品の画像(写真)

を記入し依頼をしていきます。

提供した情報を基に1度暫定的に査定してくれます。

アートを預ける

SBIオークションが提示した暫定査定価格に納得がいった場合、アートをSBIオークションまで郵送するか直接持っていきます。

エスティメート・出品条件の決定

預けたアートは現物で査定され、最終的な落札予想価格(エスティメート)、最低売却価格(リザーブプライス)、手数料といった条件を決定していきます。

〇出品するのにかかる費用

  • 出品手数料:落札価格の最大15%(税別)
  • カタログ掲載料
  • 著作権使用料
  • 保管料
  • 保険料※その他必要に応じて鑑定料、額装代等が発生する場合があるとのこと。

保険料に関してはコチラを参照してみてください。

販売委託契約締結

オークション開催前に、最終的な合意事項(最低売却価格、出品手数料、特約条項等)を取り決めた販売委託契約を結びます。

依頼した際に登録した住所宛に「販売委託契約書」が届きます。書面の内容を確認し、捺印します。

支払い

オークション終了後、2週間を目途に「支払明細書」が届きます。

その後、落札者からの支払いを確認次第、落札価格から手数料やその他費用を差し引いた金額が出品者の指定した銀行に振り込まれます。

原則としてオークション開催日から35日以内に支払われるようです。

不落札の場合

残念ながら落札者がいなかった場合、翌週1週間アフターセール期間としてそのまま出品し続け、もし購入希望者が現れた場合は、購入希望者と出品者の間にSBIオークションが仲介し商談を進めていきます。

アフターセールでも売却できなかったアートは返却となります。

SBIオークションに参加する前に…

参加する前にカタログを見てお目当てのアートを探す必要があります。

アートを探す際にカタログを本で見たい場合にはコチラから申し込んで取り寄せることができます。

ウェブ上で見たい場合はコチラから出品情報をみることができます。

お目当てのアートが見つかったらカタログに載っているアートを直接見て状態を確認できる下見会

へ参加しましょう。

SBIオークションの下見会への参加方法

下見会が行われる場合はカタログに場所と日程の記載があります。

お値打ちな価格でアートを落札することができた!思って喜んでいたとしても実際アートが家に届いてみたら状態が悪かったといったことやなんか思っていたのと違ったという失敗を避けるためにも必ず下見会には参加することをオススメします!

SBIオークションにてアートを入札したい場合

オークションにてアートを入札したい場合、SBIオークションの会員登録が必要となります。

会員登録はコチラで登録することができます。

SBIオークション入札方法

会員登録が完了したら実際にオークションに参加し、アートを入札していきます。

会場で入札する方法

オークションの当日、会場の受付で、パドル交付同意書にご署名のうえ、パドルをお受け取り参加する方法です。

オークショニアが、カタログに記載されているロット番号順に価格を競り上げ、購入を希望の方は、パドルをオークショニアに見えるよう挙げて入札します。

ハンマーが打たれ、オークショニアが読み上げた番号のパドルを持っている方が、落札者となります。

書面・電話で入札する方法

当日オークションに参加できない場合は書面で入札する方法があります。

ウェブサイトから申し込む場合

オンラインカタログの作品情報に表示されている「入札申込」ボタンから申し込みをします。

「書面および電話買受申出書」で申し込む場合

カタログ巻末にある書面および電話買受申出書」に必要事項を記入し、オークション開催前日の午後5時までに、ファックスまたはメールにてSBIオークションに送付する必要があります。

ウェブで入札する方法

ライブオークションシステムより参加登録手続きの上、オークション開催前日の午後5時までに、「Register to Bid」ボタンより、入札のお申し込みをする必要があります。


オークション当日、ライブオークション画面よりリアルタイムで入札することができます。ご自宅が会場から遠い方におすすめです。

落札手数料はいくら?

落札価格には手数料は含まれていません。落札手数料は落札価格に対し15.0%がかかります。

上記に+して消費税などがかかってきます。

オークション結果の確認方法

SBIオークションでの落札結果はコチラのサイトで確認することができます。

落札結果を見てどんなものがいくらで落札されているか参考にしてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は日本を代表するオークション会社「SBIオークション」について取り上げてみました。

オークションに参加することも今ではスマホ1台で簡単に参加することができるようになってきています。

「オークションやアート投資は敷居が高い」「アート投資はお金持ちがするもの」といったイメージは徐々になくなっていき、身近なものとなるの日も近いかもしれません。

この機会にぜひオークションに参加してみてください!

ABOUT ME
おちか
アートとお金と食べることが大好き。コレクターの叔父の影響で幼い頃からアートに囲まれた環境で育つ。 社会人になってからは医療・福祉系の仕事をしていたこともあり、アールブリュットの世界に魅了される。