一時期ニュースやテレビでも話題にもなったメタバース。
しかしネット上では「誰もやっていない」「普及しないしオワコン」などネガティブな意見が多く挙がっています。
そのため、メタバースに将来性があるのかについて興味のある方も多いでしょう。
そこで本記事では、メタバースが普及しないと言われている理由や将来性について徹底解説します。
メタバースの今後の動向に興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
また「あわせて読みたい」では、メタバースをやる際の注意点を紹介しています。
これからメタバースを始めようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
誰もやっていない?メタバースの代表でもあるRobloxとは
引用元:https://www.hdwallpapers.in/roblox_character_in_sky_blue_background_hd_games-wallpapers.html
Roblox(ロブロックス)とは、世界中で流行しており、様々なことを楽しめるゲーミングプラットフォームです。
例えば、Robloxの遊び方として以下のようなことが挙げられます。
- 街中を駆け回るパルクールアクション
- 自分がボールになるゴルフゲーム
- 鬼ごっこができるミニゲーム
- スイミングやバスケットボールなどのスポーツができるゲーム
正にRobloxはメタバースそのものを体現しており、仮想空間の代表例の1つと言えるでしょう。
また、2022年には1日のアクティブユーザー数が約5,880万人に達したとも発表されています。
そのため、Robloxはメタバースの中でも人気のあるプラットフォームの1つと言えます。
参照元:https://www.moguravr.com/roblox-17/
メタバースは誰もやっていないと言われる理由
ネットでは「メタバースをやっている人はいない」という意見もあります。
そのため、本当に誰もやっていないのか気になる方も多いでしょう。
そこで本章では「メタバースは誰もやっていないと言われる理由」を紹介します。
- 私生活でメタバースを見ない
- メディアで見かけることが少ない
それぞれ順に解説していきます。
私生活でメタバースを見ない
誰もやっていないと言われる理由の1つ目は、私生活でメタバースを見ないことが挙げられます。
メタバースは仮想空間であり、スマートフォンやPCを使用して入れることから普段の生活の中で見かけることはありません。
例えば、服や髪型などは外を歩いていれば、流行っているかがある程度予想が付きます。
一方で、メタバースの世界に行くには基本的に電子機器を活用するので、本当に流行っているかの判断が難しい傾向があります。
そのため「メタバースは誰もやっていない」といった意見が出やすいのです。
メディアで見かけることが少ない
また、私生活だけでなくニュースやSNSなどのメディアで見かけることが少ないのも「誰もやっていない」と言われる理由の1つです。
特に近年はインターネットの発展によって、1日の中でスマートフォンを見ない人は少数派なので、メディアが人々の目につきやすい傾向があります。
そのため、メディアがメタバースについて触れているかは、流行しているかを判断できる1つの指標になっているのです。
実際、Googleトレンドを見てみると、メタバース単体での検索数は全盛期ほどの盛り上がりはありません。
そのため、メディアがほとんどメタバースについて触れておらず、人々の関心が薄くなっていると捉えられます。
メタバースが普及しない理由
また「誰もやっていない」と言われるのも、そもそもメタバースがメディアに取り上げられるまでに普及しないことが関係しています。
そこで本章では「メタバースが普及しない理由」を3つ紹介します。
- 取り組むハードルが高い
- 仮想世界に抵抗感を持つ人がいる
- 日常生活が忙しい
メタバースがなかなか普及していない理由に興味のある方は必見です。
取り組むハードルが高い
メタバースが普及しない理由は、取り組むハードルが高いことが挙げられます。
メタバースのゲームにも課金要素があり、日常生活のようなプラットフォームであっても「お金が必要なのか」といった心理的ハードルがあります。
加えて、メタバースのアバターや武器に価値がついてることもありますが、日本人は投資に関する関心が低いです。
実際、政府がつみたてNISAやiDeCoを勧めても「投資が危ない」と取り組んでいない人は多いでしょう。
したがって、メタバースに対して取り組むハードルが高いと感じる人が多いのが、普及しないことへとつながっていると言えます。
仮想世界に抵抗感を持つ人がいる
仮想世界は「オタクがしている」「ゲーム好きがやっている」などが取り組んでいるものと思っている人も少なくありません。
したがって、仮想世界のゲームをやる気が起きず、普及につながらないのです。
例えば、昔のPCは「アニメが好きなオタクが持っているもの」という認識がありました。
しかし、近年は仕事道具の1として認知されつつあり、オタクが持っているといった印象が無くなっています。
つまり、仮想世界も同様にゲーム好きやオタクがやっているものという認識が、一部あることから普及になかなか繋がっていないと言えます。
日常生活が忙しい
仕事や学校など現実世界の方が忙しくて、メタバースに取り組む時間がないのも普及していない原因です。
メタバースは仮想世界と言われていますが、余暇が無いとできません。
つまり、ほとんどの時間を仕事に使っており、忙しいと言われている日本人との相性が非常に悪いと言えます。
プレイヤー人口がなかなか増えなければ、話題にもなりづらいので、普及しない現象が起こってしまうのです。
誰もやっていないと言われるメタバースの将来性が輝かしい理由
前半ではメタバースは誰もやっていない理由と普及しないわけを解説しました。
そこで「メタバースって将来性はあるの?」と疑問に思った方もいるでしょう。
結論、将来性はあります。
本章では「メタバースに将来性がある理由」を紹介します。
- 技術は発展していく
- YouTuberがPRしている
メタバースの将来性に興味のある方はぜひ参考にしてください。
技術は発展していく
メタバースの将来性がある理由は、技術は目まぐるしいスピードで発展していくからです。
例えば、数十年前まではガラケーだったのに、現在はスマートフォンを持っている人しか見かけません。
また、YouTubeに関しても出始めたばかりの頃は、アニメや映画の不正アップロードが主流でしたが、現在はYouTuberという職業までも出ています。
つまり、たったの十数年であれど、人々が驚くほどの変化が起きるのです。
したがって、メタバースも技術の発展によって、人々が日常的に活用する時が来る可能性は0ではないと言えます。
YouTuberがPRしている
さらに有名YouTuberがメタバースについてPRしている点も、将来性がある理由の1つです。
YouTubeは今や月間利用者数が6,500万人を超えている大規模プラットフォームです。
言い換えれば、広告効果が高いプラットフォームとも言えます。
実際、YouTubeを広告媒体としてビジネスを展開している企業やYouTuberは多く見られます。
また、人気YouTuberが宣伝し始めているので1種のメディアのような効果が出て、人々がメタバースの魅力に気がつくのも時間の問題でしょう。
そのため、メタバースは将来性があると言えます。
まとめ
本記事では、誰もやっていないと言われるメタバースが普及しない理由や将来性について解説しました。
結論として普及しない理由は、人々が目に付くような話題が少ないからです。
とはいえ、近年は影響力のあるYouTuberがPRしているメタバースのゲームもあります。
何かのきっかけで話題になれば一気に流行することが考えられるので、将来性は十分にあるでしょう。