「絵を描いてアーティストとして生活できるようになりたい」「無名のアーティストでも絵画が売れる方法を知りたい」と考えている方は多いでしょう。
本記事では、無名のアーティストでも絵画が売れるサイトと販売戦略を2つ紹介します。
知名度がなく絵が売れずに困っている方や絵画の制作はできるけれど売り方が分からない方は、ぜひ最後までご覧ください。
また「あわせて読みたい」では、非常に知名度のある奈良美智のようにアーティストとして生活する方法を紹介しています。売れない絵の特徴も深掘りしているので、これからアーティストとして活動していきたい方は本記事と合わせてご覧ください。
無名のアーティストでも絵画を売れるBASEとは
引用元:https://thebase.com/
BASEとは誰でもネットショップを開設できるサービスのことです。
開設手続きは30秒で終了し販売開始までわずか30分で完了できます。面倒な書類提出や決済審査がなく、開業までの手続きがシンプルでわかりやすいのがBASEの特徴です。
また、売上0~10万円で悩んでいる方に向けて、商品のブランド設定や集客方法といった具体的な改善方法が解説されているので初心者の方でも安心して利用できます。
引用元:https://baseu.jp/guide
そのため、BASEは無名のアーティストで絵画を売りたい方や集客で悩んでいる方はおすすめのサイトと言えるでしょう。
BASEのように無名のアーティストでも絵画を売れるサイトを紹介
本章では「BASEのように無名のアーティストでも絵画を売れるサイト」を4つ紹介します。
- Artmeter
- STORES
- This Is Gallery
- メルカリ
アーティストとして収入を得たい方や絵画を売るためのサイトを探している方は、ぜひ参考にしてください。
1.Artmeter
引用元:https://www.art-meter.com/
Artmeterは、絵画を直接出品できる専門のマーケットプレイスです。参加条件はオリジナルの作品を出品するだけなので、経歴や実績など関係なく誰でも参加できます。
また、アートに特化したサイトなので他のサイトと比べると、絵画を購入したい方が集まってきやすい傾向があるのが最大の魅力です。
そのため、人々が欲しいと感じる風景画や花、キレイな絵といった需要の高い絵画を販売できれば集客の必要がないサイトと言えます。
2.STORES
引用元:https://stores.jp
STORESは、BASE同様に誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。
BASEと異なる点はSTORESの無料テンプレートはBASEよりも38種類多い、48種類以上のデザインがある点です。無料で様々なデザインを使用できるため、どんなサイトが良いかを試行錯誤しながら顧客に合わせたサイト設計をできる点がSTORESの魅力と言えます。
したがって、無料でデザインにこだわったサイトを制作したい方はSTORESがおすすめです。
3.This Is Gallery
引用元:https://thisisgallery.com/
This Is Galleryは「手軽にアートを出品してもらいたい」ことをコンセプトにしたサイトです。
This Is Galleryではオーダーメイドのアート制作事業も行っているので、アートの専門知識を持つコンシェルジュからオファーがあれば、新たな仕事へと発展する可能性がある点が大きな魅力です。
手軽に絵画を出品しつつ、アーティストとして仕事の幅を広げたいと考えている方におすすめのサイトと言えます。
4.メルカリ
引用元:https://jp.mercari.com/
メルカリとは、ネットフリマのプラットフォームのことです。
メルカリはアート特化のプラットフォームではなく、服や化粧品など様々なものを売買できるサイトなため、ArtmeterやThis Is Galleryなどのアートをコンセプトにしたサイトと比べると販売サイトとしては見劣りします。
しかし、メルカリは月間2,000万人を超えるユーザーが使用しているため、多くの方に需要のある作品を出品できれば、売れる可能性が一番あるサイトです。
実際、メルカリで売り切れている絵画作品の特徴として、2,000~4,000円の価格帯かつ風景画といったシンプルなものやキャラクター性の強い絵であることが分かります。
そのため、メルカリを活用する方は、動物や風景などのシンプルな絵かキャラクター性のある可愛らしい絵を出品することをおすすめします。
販売サイトを使用しても絵画は売れない!無名のアーティストの販売戦略を3つ紹介
前半ではBASEのように無名のアーティストが絵画を売るためのサイトを紹介しました。しかし、無名のアーティストは売るサイトよりも「どのようにして販売するか」といった戦略が求められます。
そこで本章では「無名のアーティストでも絵画が売れるようになる販売戦略」を3つ紹介します。
- 希少性を出す
- SNSを使用して集客する
- リアルで販売する
絵画をどうやって販売していけば良いか分からない方はぜひ最後までご覧ください。
希少性を出す
無名のアーティストでも絵画が売れるようになる販売戦略1つ目は希少性を出すことです。例えば個数を限定して販売する、購入時間に制限を設けるといったことが挙げられます。
実際にDNPが調査した「食料品・飲料の限定品の購入に関する調査」でも限定品を購入したことがあると回答した人は64.7%と発表されています。
つまり、人は【限定品】に弱いと推測できます。
したがって絵画を販売する際にも多く売っていくのではなく、制作物を限定して販売していく戦略が無名のアーティストには有効と言えます
SNSを使用して集客する
ほとんどの人がスマートフォンを保有していてインターネットが発達している現代において、無名のアーティストがSNSで発信することは非常に大切です。
実際、総務省が2021年に発表したデータにおいてもスマートフォンの保有率は88.6%で10人に8人が持っている計算です。
参照元:総務省|令和4年版 情報通信白書
そのため、TwitterやInstagram、TikTokといったSNSを活用して作品や自分をアピールして濃いファンの獲得はアーティスト活動をするうえで必須と言えます。
とはいえ「○○を販売しました」「本日○○をしました」といった情報を発信するだけでは人の心に響かないので、アカウントが伸びることは難しいでしょう。
したがって「自分がなぜアーティスト活動をしているのかをストーリー仕立てで発進する」「中学生でも絵が簡単に上手くなる方法」といった視聴者にメリットのあるコンセプトで発信することが非常に大切です。
リアルで販売する
先ほどSNSでの発信が大切と紹介しましたが、展示会やイベントに参加してリアルの場で販売することも非常に大切です。
SNSで発信して絵画を売るのと、リアルで販売するのでは自分の思いや作品にかける熱意などの伝わりやすさが全く異なるからです。
例えばネット上でセールスをされても商品を購入しないのに、対面で販売されてしまうと断われないといった方は多いでしょう。対面だとネット上で商品を販売されるより、セールスに対する熱意を感じやすい傾向があるからです。
そのため、無名のアーティストはSNSで発信していくことも大切ですが、リアルで販売することが非常に重要と言えます。
まとめ
本記事では、無名のアーティストにおすすめの絵画を販売サイトを紹介し、販売戦略も加えて解説しました。
結論、無名のアーティストはすでにあるプラットフォームと展示会やイベントに積極的に参加して実績を積みつつ、SNSで濃いファンを獲得することが非常に大切です。
そのため、無名のアーティストは絵画を制作することよりも、SNSやリアルでの集客や作品を販売するための動線作りが重要だと個人的には感じます。