最近ではNFTアートに関して話題が高まっています。
現在でも、そのNFTアートの熱は高まる一方となっています。
先日、村上隆がまたNFTアートを発表しました。今回はどのような作品が出品されているのでしょうか。
また、いくらで取引されているか、一回出品された作品が取り下げになった理由なども徹底解説してみました。
そもそも村上隆とは?
村上隆(以下、村上)は下記のように世界を股にかけ活躍するアーティストの一人です。アーティストの活動だけでなく若手アーティストのプロデュースや様々なアーティストや有名人とのコラボで話題となりました。
現在、村上は東京とニューヨークを拠点に活動しており、その活動範囲は海外にも広がっています。イギリスのアート誌「Art Review」では「世界のアート業界をリードする100人」に9年連続で選ばれ、アメリカの有名なニュース誌「TIME」でも、2008年に「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなどまさに「世界的な評価を獲得したアーティスト」と言えるでしょう。
引用:p-art-online/村上隆/https://p-art-online.com/artist/murakamitakashi/
村上に関して更に知りたい方はこちらのサイトがおすすめです!
村上隆がNFTに挑戦!なぜ一回目は出品が取り下げになったのか
村上は2021年3月に自身の代表作である「お花」をドットにアレンジし描いた「108 Earthly Temptations」を初めて発表・出品しました。
しかし、村上は「108 Earthly Temptations」の出品をわずか11日間で中止してしまいました。
上記の出来事でアート界が騒然としたのは記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
村上は一連の経緯を以下のように説明しています。
私はNFTという、電子証明の仕組みを使ったデジタルアートの販売に挑戦しようとしておりました。しかし、以下の理由でNFT作品の販売を延期、再検討する事に致しました。 当初は「まずはやってみよう」の精神で、手探りの状態で作品の準備からNFTマーケットプレイスへのエントリーまで進めました。大変スピーディーに準備が出来たと考えています。一方で、様々なコレクター様や専門家様、有識者様からの貴重なご意見やアドバイスなども頂戴し、私と担当チームは議論や認識を深めました。NFTの長所を生かし、コレクター/オーナーの皆様の利便性、作品所有の満足度や安心感を最大化するためには「作品のコンセプトを踏まえ、ERC721や1155のメリットとデメリットを考慮した選択」「独自のスマートコントラクトの要否」「独自ストアフロント構築の要否」「IPFSの要否」その他、さまざまなテーマに対して慎重な検討と議論を重ねて、より最適な形式でNFTをご提供して行くのが良いだろうと考えました。 つきましては、一旦出品を取り下げて細やかな議論と準備の上で再びNFTに挑戦したいと思います。すでに入札をしてくださっていた方々には誠に申し訳ないのですが、より便利に楽しく安心して私のNFT作品を楽しんで頂く為にも、今回の取り下げをご理解頂けますと幸いです。私としましてはこれまでの準備と議論により、NFTの持つ大きな可能性について確信を持つことが出来ましたので、改めてワクワクしてNFTデジタルアートに取り組みたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
引用:村上隆instagram
簡単に説明するとNFTアートが流行り始めてきて手を出したのはいいが村上自身の仮想通貨に対する・NFTに対する知識不足が原因ではないかと思われます。
村上隆2回目のNFT挑戦!
そして遂に約1年ほどの月日が経ち、2022年1月18日に村上が再度NFTアートを出品する意向を自身のInstagramで以下のように発表しました。
昨年の7月頃から暗号通貨の取引を積極的に行うようになり、従来の通貨と暗号通貨の関係性がある程度自分のなかに刷り込まれました。そして何より、RTFKTとのコラボレーションによって多くの知識を得ることができましたし、いまでも彼らから多くのことを学んでいます。
村上隆Instagram
しかし、このスペースでは、まだまだ理解できないことがたくさんあり、皆さんから多くのご指導をいただくことになると思います。
とはいえ、私はかなり繊細な心の持ち主なので、パニックになったら精神的に破綻しないように撤退するかもしれませんが、ご理解いただければ幸いです。
今回は、NFTアートのデザイナー集団である「RTFKT Studios」と協力してNFTアートのプロジェクトを発足し、2万体の3Dキャラクターを発表しました。
村上隆とコラボした「RTFKT Studio」とは?
上記でも出てきた「RTFKT Studio」とは一体どんなデザイナー集団なんでしょうか。
「RTFKT Studio」は2021年1月に結成された集団です。
デジタルアーティストのFewocious(フュウオシャス)と制作した約3.7億円のNFTバーチャルスニーカーが7分で完売してしまったなどNFTアートが注目されてから爆発的に活躍の場を広げている集団です。
こちらが「RTFKT Studio」の公式サイトです。
Fewocious(フュウオシャス)についてはこちらの記事でも取り上げています。ぜひ見てみて下さい!
村上隆のNFT作品の価格はいくら?
皆さんが気になるのはやはり村上のNFT作品がいくらで取引されているかといったことだと思います。
現在、値段は様々ですが、
この作品、120ETHで入札されているので日本円に直すとなんと3600万円もの値段がついていることになります。
上記のNFTアートの値段は6030万円で入札されています。
村上のOpensea以下のサイトとなります。どんなものがいくらで取引されているのかみてみるのも楽しいかもしれません。
https://opensea.io/assets/0x49cf6f5d44e70224e2e23fdcdd2c053f30ada28b/11175
まとめ
今回は村上のNFT作品についてまとめてみました。まだまだ大きな可能性を秘めているNFTアートの分野ですが今後もどのように発展を遂げていくのか注目が高まりますね。
NFTについて更に知りたい方は
以下のページもぜひ参照してみてください!
https://p-art-online.com/category/column/