皆さんは【PATREON(パトロン)】というサイトをご存知ですか?
元々アメリカでは2013年にサービスが開始され、サービス開始から僅か18カ月で12500人もの支援者(ファン)が登録し話題となり、現在では海外のアート業界、クリエイター業界では大きな存在感を放っているサイトの一つとなっています。
今日は今海外で話題のサイト、【PATREON(パトロン)】について徹底解説していこうと思います。
PATREON(パトロン)とは

まず、PATREON(パトロン)というサイトの説明していきたいと思います。
「パトロン」というサイトの名前からパトロンに結び付き「誰かが誰かを支援する」というのは想像がつく方も多いかと思います。
具体的にどんな方々を支援できるのでしょうか。
Patreon(パトレオン、ペイトリオン)とは主にYouTubeコンテンツ製作者(Youtuber)、ミュージシャン、ウェブコミック作者向けのクラウドファンディングプラットフォームである。作者は自身のファン(愛好者)やパトロン(支援者)から定期的に、もしくは作品ごとに寄付を募ることが可能である。
引用:wikipedia/patreon
PATREON(パトロン)を使うメリットやデメリット
PATREON(パトロン)をクリエイターが使用するメリット
- 誰かに支援してもらうことで安定的な収入が見込める
- クリエイターとして大きく活躍できる
- 支援者(ファン)に対してのお礼(リワード)の種類の自由度が高い
- Patreonスタッフが個別アドバイスをしてくれる
クリエイターの収入は波があるイメージがありますが、PATREON (パトロン)のサイトを利用をすることで収入が安定させることができる。といったところはクリエイターにとって大きなメリットになるのではないのでしょうか。
現在、PATREON(パトロン)を利用して月に数百万も収入を得ているクリエイターもいるようです。
サイトのスタッフが、サイトの使い方を教えてくれるのはもちろん、どうしたらクリエイターとして売れるのかといった部分もアドバイスしてくれるようです。
PATREON(パトロン)をクリエイターが使うデメリット
海外のサイトのため、日本のカスタマーサービスなどがまだまだ充実していないという点が挙げられるそうです。
もともと英語が堪能な方ならいいですが、そうではない方も多いと思います。
PATREON(パトロン)を支援者(ファン)が使うメリット
- 好きなクリエイターを見つけ、サポートできる
- 支援額に応じたリワードを受けとることができる
- Patreonだけの特典あり
クリエイターの支援をやってみたいけど、誰がどんな活動をしているかわからない。そんな方も多いのではないのでしょうか。
PATREON(パトロン)のサイト上では25万人以上ものクリエイターが活動しています。日本人だけでなく、海外のアーティストを少額から支援できるのは大きな魅力ともいえます。
PATREON(パトロン)を支援者(ファン)が使うデメリット
やはり、上記のデメリットと同様、日本語でのサービスが少し不便。といった点や手数料が高いといった点が挙げられます。
支援額を100ドルとすれば、さらにその2.9%である2.9ドルと0.33ドルの合計3.23ドルがサービス料金として上乗せされる。
引用:Patreonの料金改定でサポーター減るマストドン オイゲンさん怒りのブログマストドンつまみ食い日記/itmedia
当たり前ですが、支援額が大きくなれば大きくなるほどサービス料も上がり、思っていたよりも手数料がかかってしまったということになる可能性は十分に考えられるでしょう。
PATREON(パトロン)で支援できるクリエイター
- ポッドキャスター
- 映像クリエイター
- 音楽家
- ビジュアルアーティスト
- 作家・ジャーナリスト
- ゲームクリエイター
など

様々なジャンルのクリエイターを支援することができます。
ご自身が気に入ったクリエイターを探してみてもいいかもしれません!
PATREON(パトロン)の日本語対応サイトは?
日本語のサイトは以下のサイトとなっています。

残念なことに、日本語のサイトはあるものの現在はカスタマーサポートが日本語対応できないようです。
なにか困ったことがあったりわからないことがある場合はある程度英語がわかる必要があるかもしれません。
PATREON(パトロン)の課金や支払い方法は?

PATREONには2つの課金方法があります。
- 投稿するごとに課金する ペーパークリエーション型
- 月に1回一定額を支払うマンスリー型
投稿するごとに課金する ペーパークリエーション型
クリエイターが投稿したものに対してひとつひとつ課金する方法です。自分が課金したいコンテンツのみ選択することも可能ですが、最低限クリエイターが決めた1投稿分の課金が月ごとに必須となるようです。
月に1回一定額を支払うマンスリー型
マンスリー型は一般的な全部込みのプランです。
クリエイターが決めた月額課金額を支払えば、プラン内で表示されているコンテンツはすべて閲覧することが可能となるようです。
PATREON(パトロン)のTier(ティアー)とは
Patreon(パトロン)ではクリエイターが各々自分のページで支援するためのプランを公開しています。
そのプランをTier(ティアー)と呼んでいます。
クリエイターによってはこのTierを使って、パトロンのレベルを設定している方もいるようです。もちろんですが、多く支払えばその分支援者(ファン)も得られる対価は大きくなる場合が多いです。
PATREON(パトロン)での支援手順
- ログイン
- 支援したいクリエイターページトップ
- Tier選択
- 支払い画面(支払額、支払方法選択)
- 支援完了
となります。
PATREON(パトロン)の支払方法は?
PAREON(パトロン)では以下の支払い方法が可能です。
- クレジットカード
- PayPal
- Apple Pay
PATREON(パトロン)の使い方は?
PATREON(パトロン)をどのように利用したいかで使い方は変わってきます。
クリエイターとして収益化を狙いたい場合とファンとしてお気に入りのクリエイターを応援したい場合と2パターンあります。
まずはクリエイターとして利用する場合の使い方(主に登録方法)を紹介しようと思います。
PATREON(パトロン)クリエイターとして利用する場合
PATREON(パトロン)クリエイターとして利用するにはざっと下記手順を踏む必要があります。
- PATREON公式サイトにある「ショップを設定する」をクリック。
- 左下の「販売を開始する」をクリック。
- 情報を入力して、「続ける」をクリック。
- PATREONページのカスタムURLを設定。
- 設定したいSNSの「接続」をクリックして、「許可する」をクリック。
- 基本設定が完了した後はプロフィールページを作成して完了。
では一つずつ実際のWEBサイトを確認しながら解説していきます。(日本語翻訳画面になっています。)
①PATREON公式サイトにある「ショップを設定する」をクリック。

②左下の「販売を開始する」をクリック。

③情報を入力して、「続ける」をクリック。

④PATREONページのカスタムURLを設定。

⑤設定したいSNSの「接続」をクリックして、「許可する」をクリック。

⑥基本設定が完了した後はプロフィールページを作成して完了。

PATREON(パトロン)クリエイター側の手数料は?
PATREON(パトロン)のすごいところはクリエイターの方は完全に無料で利用が開始できるというところ。
しばらくPATREON(パトロン)での活動を続け、収入が発生する場合はその一部が手数料をして惹かれる仕組みです。
PATREON(パトロン)には大きく3つのプランがあります。「Lite」「Pro」「Premium」があります。
手数料
- 「Lite」収入の5%
- 「Pro」収入の8%
- 「Premium」収入の12%
手数料を考慮すると、個人のクリエイターの方は「Lite」もしくは「Pro」をおすすめします。
まとめ
今回はPATREON(パトロン)についてまとめてみました。
今後クリエイターと支援したい方のマッチングのサイトなどもどんどん増えていく中で自分の応援したいアーティストやクリエイターをみつけることで楽しみも増大するかもしれません。
これからクリエイターとして活躍したい方や投資・趣味としてクリエイターを支援利用したい方はぜひPATREON(パトロン)を利用することをおすすめします。
