コラム記事

アートとデザインの違い

こんにちは!ガルシアです。

暑い夏には美術館!
今こそ空調の効いた環境でアート鑑賞しましょう!


アートとデザインの定義

さて、早速本題に入りますが、アートとデザインの違いって何なのでしょう?

おなじみWikipediaによると

アート:芸術・美術など間接的に社会に影響を与え得るものである。

Wikipedia アート https://ja.wikipedia.org/wiki/アート/

デザイン:審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。英語のdesignには本項の意味より幅広く、日本語ではデザインと呼ばない設計全般を含む。

Wikipedia デザイン https://ja.wikipedia.org/wiki/デザイン/

当然ですが、Wikiの解説を並べただけではしっくりくる答えが出ませんね。

ガルシアもデザインを学習する中で、デザイン側からアートを見てまいりましたが、いまいちしっくりくる区別ができないまま今日を迎えました。

しかし今回、この二つの似たようなイメージのアートとデザインということばをキッパリ分けるための、決定版ともいえる説明をご用意しました!

アート vs. デザイン対義リスト

アートデザイン
主観客観
問題発見問題解決
制限なし制限あり
答えがない答えがある
拡張収束

まずはリストアップしてみました。

これだけでも何となく輪郭が見えてきました!

さらに詳しく、一つひとつの項目を解説してまいりましょう。


1.主観vs.客観

この項目は、様々な方が異口同音に定義づけるアートとデザインの違いではないでしょうか。

デザインには想定顧客がいる。
アートにはそもそも顧客はおらず基本的には自分のために作成するものであると。

向かうベクトルを真逆に持っていく、とても有効な区別の仕方のひとつだと思います。

2.問題提起vs.問題解決

この点については、アート思考とデザイン思考で解説してみます。

アート思考については(ビジネスに必須!?今話題のアート思考とは)より

一般的な常識や枠にとらわれず自分なりの感じ方や考え方を大切にした上で、世の中で起こっている問題や日々の違和感に関して深堀してみること

対してデザイン思考については、引用元はありませんが世の中にある問題をクリエイティブに解決するための思考法と言われます。

つまり、主観をベースに世の中を深堀りし問題を提起するのがアート思考、すでにある問題の解決方法を考えるのがデザイン思考という真逆のアプローチだったんですね。

3.制限なしvs.制限あり

「制限のあるアートだってあるんじゃないか?」おっしゃるとおりです。

ただ、一般論として

・アートは自由に発想するもの
・デザインには制約があることが一般的なのです(条件や予算など)。

例外については今度、酒でも飲みながらゆっくり語りましょう。

4.答えがないvs.答えがある

正確には「アートには無限に解釈がある」ということかもしれません。
特に現代アートや抽象画は、見る人によって何に見えるかが全く違ったりしますよね。

逆にデザインのほうは限られた答えが存在します。問題解決していないデザインはデザインとは呼べないからです(それか、悪いデザインと呼びます)。

悪いデザイン。
身近な例で言えば、セブンイレブンのコーヒーメーカーはとてもオシャレですがわかりづらくて店員さんがベタベタとポップや説明書きを貼りまくっていることで有名です。

あれは初めてのお客さんでも気軽に間違えずにコーヒーを買えるようにする、という問題を解決していない、「アートっぽいデザイン」の集大成に思えます。

5.拡張vs.収束

1-4のまとめのようになりますが、

・自由に無限に広がっていくのがアート(拡張)
・条件に沿って問題を解決していくのがデザイン(収束)

ということになる気がします。

なので、

「デザインの力で新規事業を!」というのも
「アートの力で問題解決!」というのも、

ちょっとわかってない人が言ってる感が出ますね。

まとめ

今回の内容はいかがでしたでしょうか?や、アートとデザインの違いが理解できましたでしょうか?

いずれも多くの方のいろいろな意見をピックアップしたり組み合わせながら考えた分類です。

今回の記事が、誰かの悩みを解決することになれば幸いです。
(つまり、デザインですね★)

ABOUT ME
Garcia
横浜生まれスペイン育ちの国際派ジョブホッパー。 学生時代に浮世絵などの日本アートの海外流出に関する調査をしたことからアートに関心を持つ。 三か国語を自在に操り、世界中のアートシーンからの情報を収集している。 たまに日本語が不自由なのはご愛敬。