FIFAが2023年ワールドカップの独占NFTコレクションを発表
国際サッカー連盟(FIFA)は、サウジアラビアで開催される2023年FIFAクラブワールドカップに先立ち、ブロックチェーン企業Modexとの協力で独占的な非代替トークン(NFT)コレクションを発表します。
これはNFTなどのデジタルコレクタブルの世界に新しい視点をもたらし、サッカーファンを含む新たなNFT初心者からも注目を集めるきっかけとなるでしょう。
100のNFTからなる初のコレクションは、2023年12月15日にローンチが予定されています。
このNFTでは、サッカーファンにFIFAワールドカップ2026の決勝のチケットを手に入れるためのチャンスを提供したり、ワールドカップの歴史に残るような瞬間の動画などデジタルバージョンの記念品の所有権などが提供されます。
12月12日のクラブワールドカップ開幕後、FIFAの専用プラットフォーム「FIFA+ Collect」でNFTが入手できるようになります。このプラットフォーム自体は2022年9月からスタートし、11のNFTドロップを開催して成功をおさめています。
コミュニティには16,448人のホルダーを持っており、このプラットフォームは一次取引、二次取引ともにNFT市場での240万ドル(約3億4千万円)の取引量をすでに生み出しています。
FIFAによるNFTコレクションのリリースは、熱狂的なスポーツファンの体験に付加価値を与えるだけでなく、デジタル・コレクティブルとスポーツ・エンターテインメントの関係性を新しい形に進化させる大きな要因になりそうです。
FIFAのNFTコレクションの投資的な価値は?
スポーツは、世代や国境を越えて人々がつながる一つの手段であり、国に関わらず業界内のさまざまなスポーツに、熱狂的なファンがいます。中でも、サッカーは特に日本やヨーロッパなどで強いファンの層を持っていると言えるでしょう。
すでにFIFAでは選手のトレーディングカードやフィギュアなどのコレクタブルのカテゴリー内に当てはまるような商品がありますが、人気スポーツであるサッカーの歴史の一部を、デジタル形式で所有できるNFTは、愛好家にとってはかなり貴重で価値の高いものになると予想できます。
今後さらにNFTとスポーツ業界の関わりが強まっていくと、将来的に価値がさらに高まることも期待できるでしょう。
NFTの価値が上がる要因として、希少性がありますが、FIFAのNFTで提供される『歴史的な瞬間をデジタル形式で所有できる権利』は、歴史の中で過去にも未来にも一度しか起こらない象徴的イベントを収めたものとして、その希少性はかなり高いことがわかります。
コレクターに人気なFIFAのコレクタブル商品
Panini (パニーニ)公式FIFAワールドカップステッカーアルバム
Panini (パニーニ)公式FIFAワールドカップステッカーアルバムは、FIFAワールドカップトーナメントの開催ごとに発売されるものです。
コレクターがステッカーのパックを購入して、集めたステッカーを貼り続けることでアルバムを完成させることを目指すようにできています。
特に古いワールドカップのレアなステッカーやすでに完成したアルバムは、コレクターの間で価値が上がることもあるようです。
FIFAワールドカップ公式ボール
ワールドカップでは毎回、ユニークなデザインの公式ボールが登場します。
限定版、特に選手のサイン入りや試合使用済みのボールなどは、貴重なコレクターズアイテムとなっており、高い価値がつくこともあります。
公式ポスター
ワールドカップごとに発表される公式ポスターやアートプリントは、特にユニークなデザインや昔の大会のものなどが、価値が高くなる傾向にあります。
まとめ
これまでにもファンを中心にFIFAのコレクタブル商品は人気が高く、貴重なものに関しては高い価値がついてきたため、FIFAのNFTコレクションについても、注目が集まっています。
熱狂的なファンを持つ、FIFAのNFTコレクション発表は、スポーツ業界におけるNFTの進化における重要な一歩となるでしょう。
ワールドカップを楽しみにしているサッカーファンの皆さん、今年はぜひNFTもチェックしてみてください!