ここ最近ネットを騒がせているのがNFTアートは新しいねずみ講や詐欺なのではないかという内容です。
検索ワードでも散々『NFTアート 危険』『NFTアート 意味不明』『NFTアート くだらない』『NFTアート ゴミ』などのネガティブワードと一緒に検索されることが多いようです。
今回はNFTアートが新しいねずみ講や詐欺なのか。NFTアートが胡散臭いと言われる理由、NFTアートの危険性について解説していこうと思います。
NFTアートは新しいねずみ講や詐欺なの?
先に結論から述べると本サイトの編集部としてはNFTアートはねずみ講ではないし危険なものでもないというのが結論です。
新しい概念が定着するのには賛否両論があるのは当たり前な話です。
ではなぜ、NFTアートが胡散臭い・詐欺といわれているのでしょうか。
NFTアートが胡散臭い・怪しいと言われる理由
一時的に大きなブームを見せたNFTアートですが、新しい概念から法的制度などがしっかりしていない状態に目を付けた詐欺師たちのせいで詐欺が横行してしまったという事実があるのは確かです。
「NFTアート」自体が決して悪いわけではないし、むしろ「NFTアート」は新しいアートの形として認められるべきだと思っています。
NFTアートの危険性
上記の内容からもいえるようにNFTアートはしっかり信用できる場所から購入することが出来れば危険性は最小限に回避できると思います。
信用できるサイトがハッキングにあったという現象はもう交通事故レベルです。頻発しているわけでないので安心していいかと思います。
ただ、ウォレットのハッキングなどに関しては、
設定時に簡単なパスワードにしないということやパスワードを使い回しにしないといった基礎的なリスクヘッジを怠らないようにしましょう。
NFTアートって今からでも稼げるの?
今からでも十分稼げると思います。
なぜならNFTアートは始まったばかりの技術や概念であり、これからが本当の盛り上がりを見せていくと思うからです。
仮想通貨も誕生したばかりのころは「胡散臭い」「詐欺だ」と散々言われてきました。
しかし、現在ではどうでしょうか。現在、ビットコインは500万円~600万円(2022年10月時点)の価値がありますが、登場したての2019年では40万円代の時期があったのと似たような状況となっている気がします。
以下の記事にもあるように
NFTアートに関しても、その保有者には『アートに関心がある』という人は実際どれぐらいいたのでしょうか?その多くは、暗号資産を保有しており、投資目的として人気NFTプロジェクトを購入したという層かもしれません。誇大広告によって『単なるお金儲け目当て』だった人々、さらにはその層を狙ってローンチされた『アート性が皆無のプロジェクト』などは、徐々に淘汰されていき、真の価値を持つものだけが残っていくようになることが予想されます
引用:p-art-online/NFTが下火と言われる理由は?今後どうなるのか考察してみた!/https://p-art-online.com/column/18242/
アートに興味があった方はどれだけいたのか気になるところで、やはり流行りだから手を出した方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ユーザー層アーティスト共に、振るいにかけられている時期な気がしています。
本当にあった怖いNFTアート詐欺の話
デジタルアーティストのQing Han氏が2020年に亡くなったとき、詐欺師たちはその機に乗じて、同氏の芸術作品をNFTにして販売してしまった。
また、2021年9月には、世界的に著名なグラフィティ・アーティストであるバンクシー氏のWebサイトがハッキングされ、同氏が初めて発行するNFTを販売すると謳った広告が掲載された。あるコレクターは、33万6,000ドル(4,510万円相当)を騙し取られる結果となってしまった。
引用:Canon eset special site/広まるNFT詐欺と、それを避ける方法/set-info.canon-its.jp/malware_info/special/detail/220907.html
ただ、上記の2つの出来事はあくまでも1つの例です。
どうしても人間はポジティブニュースよりもネガティブニュースに引っ張られがちな生き物です。
NFTアートに関するニュースでもいい情報よりも悪い情報の方が取り上げやすく、人の興味を引きやすいです。
ネガティブな情報が圧倒的に多いため、世の中にはNFTアート=怪しい、詐欺、胡散臭いなどのイメージが刷り込まれてしまったのかもしれません。
上記のような事項が頻発して起きているわけではないことを理解していただきたいと思います。
まとめ
NFTアートも様々な法的制度が制定されていくことで、消費者がもっと安心して使えるように変わっていくのではないかと思っています。
何事にも100%安心してできるものはないように思います。
さまざまな情報を見た上で不安に煽られることなく総合的に判断していきましょう。