コラム記事

【草間彌生の師匠!?】草間彌生が影響を受けたアーティストの絵画を集めてみました

そもそも草間彌生とは

日本を代表するアーティストの一人です。

彼女の代表作といえば、カボチャの絵を浮かべる人も多いのではないでしょうか。

詳しい情報はこちらを参照してみてください。

今では『世界で最も影響力のある人ベスト100』にランクインしているような草間彌生ですが、そもそも草間彌生に影響を与えた方は誰なのか調べてみました。

本サイトにもあるように

芸術家になりたいという願望が芽生え、1957年にアメリカに移住し、アメリカ・ニューヨークに定住しました。初期の作品は、「インフィニティネット」という絵を書き始めました。

P Art Online 『草間彌生』https://p-art-online.com/artist/yayoikusama/

『画家になりたい!!』と強く思い、当時はアメリカに行く方もほぼいない状態で、渡米まで決意した行動の裏には『ジョージア・オキーフ』(以下オキーフ)の存在が大きく関わっていたとのことです。

オキーフと草間彌生の関係

ある日、草間彌生が長野県松本市の書店に足を運んだところ、偶然アメリカ女流画家のオキーフの絵が目が留まったようです。

オキーフの絵に魅了され、刺激を受けた草間彌生はオキーフ本人に手紙を送ったようです。

オキーフからも『是非アメリカに来るように…』と返事があったようです。

そして、日本ではその才能を見出されなかった草間彌生がアメリカの地で少しずつ、実績を積んでいくのです。

そんなオキーフの絵はこちら

ジョージア・オキーフ
ジョージア・オキーフ

草間彌生はイメージとして全体的にはっきりした色や模様などを用いていますが、オキーフは全体的に優しい印象を受ける作品多いように感じます。

草間彌生はオキーフの絵を模倣するのでなく、教えをもとに独自のスタイルを作り上げていったのですね。

まとめ

草間彌生を成長させた人物や存在は、オキーフ以外にも大勢いたかのしれません。

しかし、オキーフの存在があったからこそ、当時は1人でアメリカ行く人などほとんどいなかった時代に草間彌生は渡米を決意し、ニューヨークで画家として活躍し成長する事が出来たのではないでしょうか。

自分が刺激を受けたアーティストに手紙を送り、今までの自分の作品を全て燃やしてアメリカ行きを決意する行動力…。さすが有名になるだけの行動力です。

オキーフは草間彌生が手紙を送った当時とても、アーティストとして有名で多忙な日々を送っていましたが、異国の少女に時間を割いて返事を書く人間性も素敵だと感じました。

ABOUT ME
おちか
アートとお金と食べることが大好き。コレクターの叔父の影響で幼い頃からアートに囲まれた環境で育つ。 社会人になってからは医療・福祉系の仕事をしていたこともあり、アールブリュットの世界に魅了される。