一般社団法人日本スカルプチャーフラワーペインティング協会のMisaki Tsumura（以下、みさきさん）さんにスカルプチャーペインティングについてとみさきさん自身のことをインタビューしました。
スカルプチャーペインティングとは、石膏を使って花などを作るアートです。日本でも人気が高まってきており、新しい趣味や第二の人生の楽しみとして始める方が増えてきているそうです！本記事では、スカルプチャーペインティングだけでなく、みさきさんの生き方や考え方も紹介します。
プロフィール Misaki Tsumura
京都府出身
早稲田大学在学中にNY留学
卒業後、楽天グループ(株)と外務省勤務で勤務。
2018年、スカルプチャーペインティングを学びにロシアに行き、帰国後ワークショップを開始
2021年一般社団法人スカルプチャーフラワーペインティング協会を設立現在はワークショップ、ブライダルギフト販売を中心に活動中
https://www.sculptureflowerpainting.com
聞き手：学生時代はどのように過ごされたのでしょうか？
みさきさん：大学時代はアートと関係のない専攻を学んでいましたが、就職活動前にファッション雑誌の出版社のインターンに参加したことが人生の転機となりました。そこでお世話になった編集長の「これからは絶対に英語を話せることがアドバンテージになる」という一言がきっかけとなり、NYへ留学することを決意しました。
NY留学中は学校で語学を学びながら、興味や関心を持った様々なことに挑戦しました。当時からアートやファッションに興味があり、イメージコンサルティングやパーソナルカラーの勉強や日本でのインターンの経験を活かし、ファッション雑誌の出版社でのインターンなどを経験しました。
またNY留学中は美術館によく足を運んでいましたし、NYは街中にアートがあふれており、感性を刺激され自身でもアート作品を作りたいという気持ちが芽生えました。
聞き手：帰国後、どのように就職活動をされましたか？
みさきさん：NY留学で学んだ英語を活かせるグローバルな企業を中心に就職活動を行いました。NYで様々な人から刺激をもらったため、就職先も多くの事業を展開しており、自身の刺激となるような企業で働くことを決めました。
聞き手：一般企業に就職して、どうして今の活動を始めたのでしょうか？
みさきさん：新卒から入社した企業で働き、多くの刺激はもらいましたが、これが本当に私のやりたい仕事なのか疑問に思いながら過ごしていました。そんなときに、SNSでスカルプチャーペインティングの投稿を目にし、「これを仕事にしたい」と思いました。すぐにSNSの投稿者にコンタクトを取り、この素敵な作品を学びたいことを伝えました。そこからロシアへ訪問し、技術を学ぶワークショップに参加しました。実際にワークショップに参加し、スカルプチャーペインティングに魅了され、このアートの素晴らしさを日本で伝えたいと思いました。帰国後は、自身の仕事の合間に時間を見つけ、技術の上達に励みました。そこからこのアートを広めるために、SNSでの投稿を始め、ワークショップでのレッスンを開始しました。当初はSNSでお問い合わせをいただき、どんどんお客様からの連絡が増えていったので、一般社団法人を立ち上げました。
聞き手：スカルプチャーペインティングとはどういったものなのでしょうか？
みさきさん：スカルプチャーペインティングは、アイスクリームのような柔らかい色のついた石膏とペインティングナイフを使い、お花を描いていきます。好きなカラーで好きな花を立体的に創造する美しいアートです。
聞き手：ワークショップができるんですね。
みさきさん：水、土、日を中心にワークショップを開講しています。初回体験のトライアルクラスや、認定資格が取得できるベーシッククラス、マスタークラスがあります。その他にも動画レッスンやオンラインレッスンも用意しています。好きな時間にレッスンできるのが魅力の1つです。バラ、チューリップ、紫陽花などのお花が作れます。バラのクラスが一番人気ですが、初心者の方にはチューリップが比較的簡単でおすすめです。
結婚式のウェルカムボードを制作するクラスもあり、最近はウェルカムボードの依頼を多くいただいています。
聞き手：ウェルカムボード、素敵ですね！制作にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか？
みさきさん：一緒に自分だけのオリジナルのウェルカムボードが作れるので、人気です。制作には5-6時間ぐらいかかります。レッスンとは別に、ウェルカムボードのオーダーもホームページで受け付けています。イメージをヒアリングして作っていきます。手元にあるイメージ中からを選んでもらうことや、フルオーダーも可能です。
聞き手：どのような方がワークショップに来るのでしょうか？
みさきさん：女性が大半ですが、幅広い年代の方がいらっしゃいます。ディズニーや可愛い世界観が好きな方、スキルを身につけたい方と様々です。また老後の趣味として始めたいという方もいます。
聞き手：認定資格を取得したらどんなことができるのでしょうか？
みさきさん：自分で作品を作って販売することができ、認定講師としてレッスンもできます。これまでも認定資格が取得できるベーシッククラス、マスタークラスを受講し、認定講師となった方を多く輩出しています。
聞き手：今後の展望を教えてください。
みさきさん：スカルプチャーペインティングのアート作品では、人の心にときめきを与えられる世界観を創造してきたいと思っています。これからも人に感動を与えるアート作品を作って共有していきたいです。
また、ワークショップでは、昔の私のようにスカルプチャーペインティングに感動した方が、日本で気軽に学べる機会の場を提供していきたいと思っています。認定講師を多く輩出し、新しいことに挑戦したいと思っている女性の活躍の幅を広げる一助になりたいと考えております。今後もスカルプチャーペインティングをもっと多くの人に知ってもらい、認知度を高めたるために今はSNSでの配信を頑張っています！
聞き手：当サイトはアートと投資をテーマにしています。何か投資していることはありますか？
みさきさん：経験は財産になると思っているので、興味を持ったことは全てチャレンジしています。例えば、スカルプチャーペインティングもそうです。学ぶための渡航費や受講料などには投資をしてきましたし、今後もこのスタンスは変わりません。
聞き手：とても素敵な考え方ですね！本日はありがとうございました！
みさきさん：もし興味を持ってくださった方がいましたらこちらからお問合せください。
