【前半】「スプラ大家さん」インタビュー。不動産賃貸業とサラ卒について伺いました！

P.Art.Onlineではアートと投資について発信しています。今回は大手企業のサラリーマンと不動産業を営むスプラ大家さんにお話を伺いサラリーマンの他に事業を持ったきっかけやお金について伺い、知見を広げていきます。

前半・後半に分けて配信します。後半はコチラからどうぞ！

インタビュー

聞き手：本日は、「サラ卒（サラリーマン卒業）実業家」のスプラ大家さんにお越しいただき、不動産賃貸業に関してインタビューしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

スプラ大家：よろしくお願いします。

聞き手：はじめに自己紹介をお願いします。

スプラ大家：私はスプラトゥーンを愛する30代の大家兼2児の父です。自動車メーカーで技術職として働いている傍ら、東海地区で高利回りの物件を買い進めています。不動産賃貸業を始めて3年で4億円、6棟64室まで規模を拡大しています。築古物件をリフォームするのが好きです。

聞き手：スプラ大家はスプラトゥーンというゲームから名前を取ったのでしょうか？

スプラ大家：そうですね！ゲームが発売されて3年ほどで1500時間ぐらいプレイしています。最近では筋トレや釣り、過去にはギターやバイクに熱中していました。興味のあるものに挑戦してハマったらとことんやり抜く性格ですね。きっと行動してる量は他の人の倍ぐらいはありますね。不動産も「これだ！」と思いチャレンジしている最中です。

聞き手：昔から好奇心旺盛なんですか？

スプラ大家：そうですね。私は3兄弟の末っ子として育ったので、あまり家でじっとしていることがありませんでした。兄の習い事や部活に連れて行かれていたので、今でも家でゆっくりする習慣はほとんどないです。幼少期の過ごし方が今の好奇心や行動力につながっているかもしれません。

聞き手：学生時代はどのように過ごされたのでしょうか？

スプラ大家：学生時代はすごく真面目に勉強していました。実家が事業をやっていたので経済的に良いときもあるし、悪い時もあるという不安定な状況を目の当たりにしていたので、勉強して安定した仕事に就こうと思っていましたね。高校の時は家計が苦しく、特待生で授業料免除を取れなかった時点でお金が払えないので退学になる状態でした。そのため常に学校ではトップの成績でした。大学時代も上位の成績をキープし、奨学生として大学からの経済的支援を受けながら留学もしました。

聞き手：すごいですね。どうして留学されたのでしょうか？

スプラ大家：海外の研究室とつながっているゼミがあったからです。そのゼミに入るには成績上位じゃないと難しいとされていましたが、そのゼミに入ったら自分の人生が何か変わるんじゃないかと思ったのと他の人に負けたくないという気持ちからチャレンジすることにしました。留学先では日本食居酒屋でバイトも経験しました。給料は５€で当時の日本円で500円ほどでしたが現地の方とも交流できる良い機会になりました。大学生活も大学院時代も研究ばかりでカツカツの状況だったので、お金を増やすことにとても興味がありました。留学中は株式投資をやってみたいと考えて過ごしていましたね。

スプラ大家さんが留学していたミュンヘンの街並み

聞き手：安定的な仕事を手に入れるのが目標だったと思います。大学院を卒業されて大手企業に就職したのでしょうか？

スプラ大家：そうですね。大手自動車メーカーのエンジン部門を担当していました。最初のうちは楽しい時期もありましたが、がむしゃらに働く日々でした。休憩することや手を抜くことを全くせず、仕事を全力でやっていました。そうするうちにある日突然眠れなくなってしまい、次第に体にガタがきてしまいました。当時3つのプロジェクトを掛け持ちしていて自分の背負っている仕事が多すぎたのかもしれません。会社の産業医に相談すると「休んだ方が良い。今休まないと2度と働けなくなる。」と言われたので、その言葉を上司に報告しました。しかし上司は私の体調を気にすることなく、「仕事はどうなっているんだ？」と仕事の進捗の心配をしていました。その対応を見て「いくら大手であっても会社は自分を守ってくれない。」と感じるようになりました。体が限界だったので１週間休みをもらいゆっくりと自分の人生を見つめ直し、サラリーマンを卒業しようと心に決めました。

聞き手：大変な職場でしたね、少し長くなってきましたので後半へ続きます。後半はコチラからどうぞ！