2020年のパンデミックの影響により、自宅で過ごす時間が以前よりも圧倒的に増えたのではないでしょうか。
最近の日経クロストレンドの調査によると、東京23区に住む20~50代の男女1000人のうち3割が、地方への移住を希望しているそうです。これには、在宅での仕事の機会が増加したことで、都内の家賃の高い家よりも、地方の広くて安い住居への移住で日常生活の質を高めたいという気持ちが反映されてます。
アメリカでも、都心部であるニューヨークやサンフランシスコから、アトランタ、オースティン、バーミンガム、ナッシュビルなどの地方への移住が2020年以降かなり増え、それに伴って「ホームインプルーブメント=住む人自身の個性を重視した住まいづくり」が流行しています。
自宅での時間をより充実したものにするめに、自分好みの心地良い空間を作ることができたら、さらに「おうち時間」が素敵になりそうですね。
とはいえ、インテリアデザインってそんなに簡単で誰もがうまくできるものでもありません。
そこで今回は、自宅のインテリアにセンス良くアート作品を取り入れるためのアイデアを、インスピレーションになる画像とともにご紹介します!
北欧風のミニマルなインテリアデザイン

こちらは世界的に大ヒットしたHBOのドラマシリーズ、「ゲーム・オブ・スローンズ」でジェイミー・ラニスター役を演じた、俳優ニコライ・コスター=ワルドーのロサンゼルスの自宅です。
北欧デンマーク出身の彼の自宅は、ミニマルなテイストが好きな方には参考になりますね。

シンプルな色調の、様々な大きさのアートワークをいくつかアシンメトリーに並べることで、複数の作品を飾っても全体の統一感を保つことができます。

プランツや雑誌、花器などとバランスをとって並べることで、モダンで洗練された雰囲気にアートを溶け込ませることができます。

一枚の大きな絵画を飾ることで、シンプルながらも存在感があり、落ち着いた雰囲気が増します。
クラシックでゴージャスなヴィクトリアン風インテリアデザイン

昔のヨーロッパのお城の室内のような、クラシックでゴージャスなヴィクトリアン調インテリアの部屋も、アート作品を飾るにはぴったりです。

アンティークの家具や大きな鏡が並ぶ部屋には、存在感がありクラシックな静物画、肖像画などのアート作品がマッチします。
カラフルでスタイリッシュなモダンインテリアデザイン

こちらはモデル・女優のエミリー・ラタコウスキーのロサンゼルスにある自宅です。
アーティストであるお父さんの大きな作品が、開放感のある部屋とモダンな家具にピッタリですね。

スタイリッシュな家具とマッチする、大きなポップアートが部屋の雰囲気を特別なものにしてくれます。
まとめ
参考にしたいアート作品を取り入れたインテリアデザインのスタイルはありましたか?
アート作品があるだけで、部屋の雰囲気が格上げされて一気に豪華でおしゃれな印象になりますよね。
私自身も、以前はニューヨークのマンハッタンのアパートに住んでいたのですが、昨年末から郊外の家に引っ越してきたため、室内を装飾できるスペースもかなり広くなりました。これからは、インテリアの一環としてアート作品を揃えていきたいと考えています。
先日、近所のとても素敵な年配のご夫婦の家に伺った時に、お二人がこれまでに集めてきた世界各国のたくさんのアート作品やアンティークの品々が、まるで美術館のように飾られていて、かなりの衝撃を受けました。
本当に豪華で、品があって、すごくかっこいい唯一無二の空間だったんです。
これからさらにアートの世界を探求し、将来はあの素敵なご夫婦のように、お気に入りのアート作品に囲まれて暮らしたいものです。
皆さんも是非、上手にアートを取り入れた海外のインテリアデザインを、参考にしてみてくださいね!
