コラム記事

日本の有名なアーティスト、隈研吾などの建築家がデザインした家具について。LC2などのMoMAに永久収蔵されている家具についても紹介!

自宅は気に入ってますか?

内装を工事することは難しいですし、特に賃貸物件ではムリ!という感じだと思いますが、家具ならいくらでもアレンジがききますよね。

  • 自宅はしっかり休めるようにくつろげる空間にしたい!
  • 毎日生活する空間だからこそ家具はこだわりたい!
  • 自分のお気に入りで揃えて気分が上がる空間にしたい!
  • 誰とも被らないような家具を使ってみたい!

家具にはこんなこだわりをお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな願いが叶う、日本のアーティストのデザインした家具をご紹介していこうと思います。

日本人アーティストのデザインした実用家具で、ニューヨーク近代美術館(以下、MoMA)に永久収蔵されている家具もあるんです。

日本の有名なアーティストがデザインした椅子はどんなものがあるの?

隈研吾の「TS」

隈研吾(以下、隈)は日本を代表する建築家といえば真っ先に思い浮かぶ名前の一人ではないでしょうか。

日本の建築学生が選ぶ憧れの建築家5位の中にも見事ランクインしているほど人気も根深いです。

こちらのテーブルはインテリアブランド「TIME&STYLE」と隈とのコラボ商品となっています。

2011年に隈が設計を手掛けた根津美術館内にあるカフェの家具までデザインしたことから、今回の下の「KENGO KUMA × TIME & STYLE」シリーズが登場したそうです。

おしゃれなデザインの中に機能性にも配慮したテーブルとなっていますね。

坂倉準三の低座椅子

坂倉準三は20世紀を代表する建築家の一人といわれているル・コルビュジェに弟子入りしていた建築家です。日本を代表する建築家の一人といわれています。

こちらの低座椅子は子供からお年寄りまで誰もが安心して使いやすいデザインとなっており2019年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。

見た目もかわいいですが、座り心地もとてもよさそうな椅子ですね。

乾三郎のプライチェア

プライチェアは1960年に発売された椅子です。

山形県天童市にある有名な老舗家具メーカーである天童木工で、成形合板の礎を築いた技術者である乾三郎がデザインした椅子です。

使いやすい中にも技の匠が細部までこだわり抜いた椅子です。

MoMAで永久収蔵されている家具について

ル・コルビュジェがデザインしたLC2

LC2に関しては、P-Art内でも話題のこちらの記事(【最新版】漫画スパイファミリー:表紙を飾った名作椅子と魅力的なキャラたちについて徹底解説)でも紹介されています。

リプロダクト品としても多数出回っているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

デザイナーズチェアといえば真っ先に名前があがる逸品ですね。

剣持勇のラタン(籐)チェア

草間彌生のアート家具も多数展示されている中で、実用性の高いこちらの日本人デザイナーズ作品も永久収蔵されています。

ラタンの柔らかい素材感と丸みを帯びたデザインにより現在も実用品として愛され、ロングセラー商品となっています。

その他の永久収蔵されている家具に関してはこちらのサイトから検索してみてください。

MoMAが公式に運営しているMoMA storeでも素敵な家具が購入可能

上記にご紹介したもの以外の商品もいろいろみてみたい!
なんならそのまま購入してしまいたい!

という方は下のリンクから、すべてのコレクションを見ることができます。

公式HP:https://www.momastore.jp/shop/pages/about-moma-design-store.aspx

ぜひ、素敵な家具に囲まれる豊かな生活を送ってください!

ABOUT ME
おちか
アートとお金と食べることが大好き。コレクターの叔父の影響で幼い頃からアートに囲まれた環境で育つ。 社会人になってからは医療・福祉系の仕事をしていたこともあり、アールブリュットの世界に魅了される。